今週イタリアで開催される今季WRC最終戦ラリーモンツァ(ターマック)に、Mスポーツ・フォードはガス・グリーンスミス、アドリアン・フルモーのふたりを、フォード・フィエスタWRCのドライバーとしてエントリーさせる。
グリーンスミスは、当初からの予定どおり前戦WRCスペインでクリス・パターソンがコ・ドライバーとしての現役を引退したことから、このモンツァではヨナス・アンダーソンをパートナーに迎える。
「モンツァはふたつの特色を持つラリーだ」とグリーンスミス。
「サーキットのステージはグラベルや草地も多く、ほかのターマックではあまり見ることがない。サーキットの舗装区間自体も一年のほかのターマックラリーと比べ非常に独特だ。山間部のステージのうち3本は昨年と同じで、個人的な印象では非常にトリッキーだったが、いいタイムも出せていた。この週末、自分たちが好走を見せられるところだと思うよ」
一方、フルモーは「昨年はフィエスタ・ラリー2で参戦したモンツァをまた走れるので、とてもワクワクしている」と語る。
「昨年は自分のペースに満足できたので、今回もいいペースを出したい。サーキット内のステージを走るのはいつも面白いし、山間部のステージもとてもいい。昨年は天気がとてもチャレンジングだったから、今年はもっといい天気になってもらいたいね。サーキット区間にはスペクテイターも観戦ができるので、みんなに会えることを楽しみにしているよ!」