WRC第12戦モンツァは11月18日(木)のシェイクダウンを終えて、トヨタのカッレ・ロバンペラがトップタイムをマーク。2番手にはヒュンダイのティエリー・ヌービル、3番手にはMスポーツ・フォードのアドリアン・フルモーがつけた。
シェイクダウンはモンツァサーキットの本コースやサービスロードを活用した4.09km。路面はドライだが、一部湿っているセクションもあり、ところによっては落ち葉が目立つ。昨年のモンツァ同様、インカットにより泥が掻き出されるセクションも多く、グリップレベルの変化がありそうだ。スタートは日没後で、コースには霧で視界の悪いエリアも。各車ランプポッドを装着しての走行となった。
トップ3の後ろにはトヨタのエルフィン・エバンスとMスポーツ・フォードのガス・グリーンスミスが同タイムで並ぶ。ヒュンダイのダニ・ソルドとテーム・スニネンがそれに続き、さらに僅差でトヨタのセバスチャン・オジエ、勝田貴元というオーダーだ。10番手にはヒュンダイのオリバー・ソルベルグ。
ラリーは19日(金)朝、ベルガモ郊外の山岳ステージからスタート。SS1〜SS7の7SS、106.67kmで争われる初日は、2SSを2度走行し、モンツァサーキット内のコースで3SSが実施される。SS1は日本時間19日(金)の15時31分スタート。
WRCモンツァ シェイクダウン暫定結果
1. K.ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)3/3 2:55.1
2. T.ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)3/3 +0.3
3. A.フルモー(フォード・フィエスタWRC)3/4 +1.0
4. E.エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)3/3 +1.3
5. G.グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)5/5 +1.3
6. D.ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)3/3 +3.3
7. T.スニネン(ヒュンダイi20クーペWRC)3/3 +3.4
8. S.オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)3/3 +3.7
9. 勝田貴元(トヨタ・ヤリスWRC)4/4 +3.8
10. O.ソルベルグ(ヒュンダイi20クーペWRC)3/3 +5.8
※各ドライバー名の後ろの数字は【ベストタイムをマークしたセッション/走行回数】