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トヨタ、2022年WRC参戦体制をラトバラ代表が発表。勝田は「もう一段、上を目指す」

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トヨタは12月6日、「TOYOTA GAZOO Racing 2022年体制発表会」を行った。オンライン配信で一般公開したこの発表には、トヨタ・ガズーレーシングWRTのチーム代表、ヤリ‐マティ・ラトバラが登壇し、2022年のモータースポーツ参戦体制を発表した。

ハイブリッドの新規定ラリー1マシン導入という大きな節目を迎えるWRCには、トヨタ・ガズーレーシング・ワールドラリーチームとして3台のGR ヤリスWRC Rally1をエントリー。既報どおりエルフィン・エバンス/スコット・マーティンとカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネンを軸に、2021年ドライバーズ王者のセバスチャン・オジエがバンジャマン・ベイヤをコ・ドライバーに迎え、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組と3台目をシェア。さらに勝田貴元/アーロン・ジョンストン組が、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team Next Generationと新たな名称で4台目をドライブする。

会場に出席した勝田は「来年も今年に引き続き、4台目でWRCにフル参戦させていただくことになりました。これからも引き続き、結果とともにいろいろな意味で、トヨタ・ガズーレーシングという会社が行っているように、モータースポーツを起点とした“もっといいクルマづくり”に少しでも貢献できるように尽力していきたい。今年はラリーサファリで2位に入ったので、あともう一歩、もう一段上に上がれるように精いっぱい頑張りたい」と抱負を語った。

なお、2022年のWECでは小林可夢偉がドライバーとチーム監督を兼任することや、中嶋一貴がTGRヨーロッパの副会長を務めることも明らかになった。

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