BMW 5シリーズ セダンとBMW 5シリーズ ツーリングが「iF Product Design Award 2011」を受賞
ミュンヘン発
2011年、BMW 5シリーズの2モデル、ニューBMW 5シリーズ セダンとニューBMW 5シリーズ ツーリングがiF Product Design Award(iF デザイン賞)の同時受賞を果たした。このiFデザイン賞は優れた製品デザインに与えられるもので、国際的にも権威ある賞として知られている。この賞を運営するInternational Forum Designは、BMWグループのデザインの個性豊かな美しさを再び高く評価した。ドイツ連邦デザイン賞2011とレッドドット・デザイン賞2010に続き、このiFデザイン賞を受賞したことで、ニューBMW 5シリーズのサクセス・ストーリーに新たなページが書き加えられた。
1953年に創設されたiFデザイン賞は、優れたデザインであることを示す指標となる存在となっている。優れたデザインを評価された製品には、世界的に権威ある賞を受賞した証としてiFマークが与えられる。このマークは、国際的なデザイン専門家によるプロフェッショナルな審査を受けた製品であることを示すプラットフォームにもなっている。この権威ある賞の獲得を狙い、2011年度は世界43ヵ国から1,121社2,756点の工業製品のエントリーがあった。BMW 5シリーズ セダンとBMW 5シリーズ ツーリングは輸送部門で審査員団の高評価を受け、最優秀デザインとして50点の製品に与えられる「金賞」を授与された。
ニューBMW 5シリーズ セダンは、本物だけが放つことのできるマシンの魅力を余すところなく伝えるデザインとなっている。エレガントでありながらもスタイリッシュなフォルムと重厚な存在感がプレミアム・クオリティをもたらし、セダンの持つ優れた走行快適性を体現している。また、セダンのスポーティな走行特性はダイナミックなボディラインに反映され、全体的にアスリートのような印象を与えている。さらに、ニューBMW 5シリーズ セダンの卓越した美しさはパーフェクトに調和したプロポーションと綿密に練り上げられたディテールに表れている。
ニューBMW 5シリーズ ツーリングはプロポーションと面構成にその個性が表現され、他車とは明らかに異なるデザインがダイナミックで力強い雰囲気を醸し出している。また、ロング・ノーズ、ショート・オーバーハング、セグメント最長のホイールベース、サイド・ビューの伸びやかなライン、さらにダイナミックに下降するルーフ・ラインがニューBMW 5シリーズ ツーリングに、競合他車にはない独特のエレガンスを与えている。
BMWグループが生み出すデザインのトップ・クオリティは、iFデザイン賞をここ数年連続して受賞していることからも証明されている。2010年はBMW MotorradのBMW F 800 R、2009年はBMWグループの8モデルが同時受賞を果たしたほか、2008年にはBMW 3シリーズ カブリオレとBMW MotorradのBMW G 650 Xcountryが受賞、2007年は受賞製品の中からさらに50の最優秀デザインに選ばれた製品に贈られる金賞をBMW 3シリーズ クーペが獲得している。なお、ニューBMW 5シリーズ セダンが今年受賞した賞はこれだけにとどまらない。その傑出したデザイン・クオリティにより、世界で最も権威あるデザイン賞のひとつであるレッドドット・デザイン賞、さらにドイツ国内で最高の賞とされるドイツ連邦デザイン賞2011を受賞している。
BMWグループについて
BMWグループは、BMW、MINI、ロールス・ロイスの3つのプレミアム・ブランドを擁する、自動車およびモーターサイクルのトップ・メーカーの一つであり、世界13カ国に24の製造工場を有し、140カ国以上に販売網を構築しているグローバルな企業である。
2009年度における自動車総販売台数は129万台、モーターサイクルは8万7,000台で、
売上高は506億8,000万ユーロ(1ユーロ135円換算で約6兆8,418億円)を計上した。また、2009年12月末時点における従業員数は約9万6,000名である。
BMWグループは常に長期的な視野と責任ある行動を企業の指針とすることで成功をおさめており、その結果、すべてのバリュー・チェーンにおける環境的および社会的持続性、責任のある製品作り、さらには資源保護に対する明確なコミットメントを企業戦略の不可分な要素として確立している。このような努力が実を結び、BMWグループはダウ・ジョーンズ・サステイナビリティ・インデックスの自動車部門において、6 年連続でトップに選定されている。