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2024年のWRCカレンダー入りを目指すラトビア、政府支援を確保

©FIAERC / Gregory Lenormand / DPPI

ラトビアが、将来のWRCカレンダー入りを目指す候補国として再び名乗りを挙げた。

ラトビアは2013年以降、ERC戦としてラリーリエパヤの開催を続けているが、2020年はWRCカレンダーが新型コロナウイルスの感染流行の影響で大混乱に陥る中、元ヒュンダイのチーム代表、アンドレア・アダモの肝いりでWRCとERCを併催するプランが実現目前にまで迫った。

ラリーリエパヤと、リガで開催される世界ラリークロス選手権のラトビアをプロモートするRAイベンツのディレクターで、元ラリードライバーでもあるライモンズ・ストロクスは、ラトビア政府が2024年開催候補への資金を確保したようだ。

「ここからWRCへの道が始まる」とストロクスは語った。
「ここ数週間は非常に激しい作業が続いたが、費やした時間と努力がこのような決断に結びついたのは喜ばしいこと。政府閣僚陣からは、WRCラトビアの2024開催計画への支持を得た。ポジティブな形でこの決定に至るまでを支えてくれたラトビア政府、教育科学省、財務省の皆さまに心から感謝したい」

2022年のラリーリエパヤはERCの第5戦として7月1〜3日、ラトビア西部で高速グラベルラリーとして開催されるが、政府からの関心が高まったことを受け、イベント名をラリーラトビアに変更する計画も挙がっている。
(Graham Lister)



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