WRCスウェーデン:エサペッカ・ラッピがトヨタGRヤリス・ラリー1で初参戦 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCスウェーデン:エサペッカ・ラッピがトヨタGRヤリス・ラリー1で初参戦

©WRC PROMOTER

WRC第2戦ラリースウェーデン(2月24〜27日、スノー)に、エサペッカ・ラッピがトヨタGRヤリス・ラリー1で参戦することになった。今季からWRCに導入されたハイブリッドのラリー1規定マシンでラッピが参戦するのは、今回が初めて。トヨタ・ガズーレーシングWRTからの参戦も2018年に離脱して以来となる。

近年、温暖化により雪不足に悩まされ、今回は開催エリアを北上させてウメオに本拠地を置くこのスウェーデンには、ラリー1マシンが11台エントリー。ロレンツォ・ベルテッリも、ラリー1マシンでの初参戦を迎える。ベルテッリは、Mスポーツ・フォードから、4台目のプーマ・ハイブリッド・ラリー1をドライブ。ベルテッリのWRC参戦は、昨年のサファリラリーケニア以来だ。

WRC PROMOTER

開幕戦モンテカルロを制し、ドライバーズ、マニュファクチャラーズの両選手権で首位に立ったMスポーツ・フォードは、今回はベルテッリのほか、クレイグ・ブリーン、アドリアン・フルモー、ガス・グリーンスミスをエントリーする。

一方のトヨタは、ラッピのほかエルフィン・エバンスとカッレ・ロバンペラをエントリー。勝田貴元はトヨタ・ガズーレーシングWRT NGからエントリーする。

ヒュンダイはモンテカルロと同じ布陣で、ティエリー・ヌービル、オィット・タナック、オリバー・ソルベルグがヒュンダイi20 Nラリー1をドライブする。

WRC2部門も強豪が揃い、筆頭はモンテカルロを制した2021年王者のアンドレアス・ミケルセン(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo)。トクスポーツからはマルコ・ブラシア、エミル・リンドホルム、ニコライ・グリアジンもエントリーする。

Mスポーツ・フォードは、今季初めてWRC2部門にエントリー。ヤリ・フッツネンと地元スウェーデンのマティアス・エディエルソンがフォード・フィエスタ・ラリー2を駆る。フッツネンは2021年最終戦のモンツァで初めてがMスポーツ・フォードから参戦しており、チームからの参戦はこれが2回目。エディエルソンのWRC参戦は2018年以来で、これが3度目となる。またALMモータースポーツからは、ゲオルグ・リンナマエがフォルクスワーゲン・ポロGTI R5で今季初戦を迎える。

そのほかWRC2には、ノルウェーのオーレ・クリスチャン・ベイビー、エストニアのイーゴン・カール、フィンランドのエイリーク・ピエタリネンがポロGTI R5で、アイルランドの若手、ジョシュ・マクリーンはヒュンダイi20 Nラリー2でエントリーしている。マルコ・ブラシアの弟、ブルーノ・ブラシアは、ファビア・ラリー2 EvoでWRCデビュー。コ・ドライバーをベテランのマルク・マルティが務める。さらに、元スズキのワークスドライバーでジュニアWRCタイトルを2回獲得しているパー・ガンナー・アンダーソンが、フィエスタ・ラリー2で母国ラリーに登場する。また元フォードのワークスドライバー、スティグ・アンデルバンは、ファビア・ラリー2 Evoで、1988年以来となるWRC参戦に挑む。



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