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FIA、WRCや地域ラリー選手権で給油ゾーンの安全規定を強化

©FIA / Francois Flamand / DPPI

FIAは、ラリー競技における安全性向上の継続的な取り組みの一環として、2022年は給油ゾーンへの立ち入りに関する安全性を強化した。2022年から、ERCやAPRCなどのFIA地域ラリー選手権イベントでは、チームスタッフが給油ゾーンに立ち入る際には、長袖の上着、長ズボン、皮膚をすべて覆う靴、バラクラバ、グローブを身に付けなくてはならない。

同様の規定はWRCにも適用されるが、WRCでは給油作業は指定の単独サプライヤーが行うため、チームスタッフが給油ゾーンに立ち入ることは認められていない。

またドライバー、コ・ドライバーの対応も規定が改訂され、これまで給油作業中は車内でシートベルトを外すことだけが求められていたが、2022年からは車両から離れなくてはならない。この規定はWRC、地域ラリー選手権の両方に適用される。



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