シュコダが新型ファビア・ラリー2を開発中であることはすでにお伝えしているが、テストドライバーとして、クリス・ミークも参加しているようだ。
シュコダ・モータースポーツは昨年8月に、新型ファビア・ラリー2のプロトタイプをチェコやフランス、スペインのターマック、グラベルの両路面でテストを行っていることを明かしていた。ミークは先週、新型ファビアのテストに「忙しい」ことを明かしている。このファビアは今後、WRC2やERCに登場してくるはずだ。
シュコダ・モータースポーツは「この新型シュコダ・ファビアは、世界のマーケットに供給していく。量産車モデルが第3世代から第4世代に移ることから、ラリーマシンもそれに追随する」と発表している。シュコダ・モータースポーツのミカル・フラバネクは「新世代のシュコダ・ファビアのラリー2マシンは、開発・テストの段階に入っている。我々のテクニシャンは世界的に大きな成功を収めているシュコダ・ファビア・ラリー2 Evo プロジェクトの包括的なノウハウと専門知識を基に、作業を進めている」と語っている。
昨年8月の段階で、シュコダ・モータースポーツは、ファビアのR5、ラリー2、ラリー2 Evoマシンをすでに400台以上販売していることを明らかにしているが、その一方で、新型ファビアをベースとするラリーカーの実戦デビューがいつになるかは、まだ発表していない。