WRCラリースウェーデン、デイ2終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。SS14終了後にスロットルトラブルに見舞われ、リエゾンでの修復を試み走行を続行させたソルベルグ。初めてワークスドライバーとして挑む母国ラリー、総合7番手で最終日を迎える。
(カッコ内は順位の前日比)
[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1
■カッレ・ロバンペラ/総合首位(↑)
「全体としていい1日だったし、この順位で終えられたのだから満足。ループの最初のステージは、ライバルに比べると自分たちは少し苦戦していたようだ。でも、両ループとも2本目では挽回できた。首位に立っているのはいいことだが、まだ本当に僅差なので、明日は最初からハードなプッシュを続けていかなくてはならない」
■エルフィン・エバンス/総合2位(↑)
「今日はとても楽しめた。マシンは全体的に動きがよかったし、自分も本当に楽しめた。自分的には悪い面はなかった。小さなミスで、あちこち行ってしまっただけ。カッレは本当に見事な走りで、先行されたステージもあったし、午後はそのアドバンテージを広げていった。でも、明日もかなりの接戦になる。ベストの走りを続けていくし、最後まで戦い続ける」
■エサペッカ・ラッピ/総合4位(=)
「マシンの動きもフィーリングもよかったので、昨日よりもいい内容になった。一貫性はあったが、どのステージでもチームメイトより少しタイムが悪かった。今は何かが足りていないようだが、マシンの本当に細かい部分だし、自分ももう少し走行経験が必要なのかもしれない。フィニッシュまでプッシュし続ける」
[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20 Nラリー1
■ティエリー・ヌービル/総合3位(↓)
「楽な1日ではなかったが、明日の走行順のことを考えても、3番手につけているのは上々の成果だと思う。午前中はいろいろあった。ベストを尽くそうとしていたが、ほかの3人が本当に速かった。彼らと張り合うのは大変だった。午前最後のステージではブレーキングでワイドになってしまい、マシンをスピンさせなくてはならなかったのでタイムをロスした。日が暮れてからのステージでタイムを取り戻せるチャンスがあるかもしれないと思い、挽回することができた。今回の一番の課題は、ブレーキング中の動き。この部分でもっと自信を持てるよう、まだシャシーに手を加えなくてはならない。明日は、ポディウムに上がれれば満足だよ」
■オリバー・ソルベルグ/総合7位(↓)
「何が起きたのか、説明が難しい。午後のロングステージの後にスロットルに不具合が出たようだ。マシンが前に進まなかったのは確かだね! チームと手短に連絡を取って、エリオットと一緒に修復を試みた。少なくとも1日を走り切ることができたし、それが何より大切。午前中は、マシンも自分自身も今ひとつ噛み合わなかった。いろいろ変更して、マシンの挙動が安定してきた。またプッシュできるようになって、昨日のリズムを少し取り戻せたのはよかった。大きなリスクは負えなかったが、タイムはよかった。明日も攻めるよ」
■オィット・タナック/総合28位(↑)
「午前はコンディションがよく、最初のステージは雪が多くて、2本目は凍っていてテクニカルだった。再スタート規定で走行に戻ったので、今日は自分に与えられた仕事をこなし、楽しむだけだった。争う意味はないので、ペースはあまり気にしなかった。2ループめはトリッキーで、ジムに行くより大変だった。明日のステージは基本的に速度域が高く、ストレートや高速コーナーがある。スペシャルな一日になるよ」
[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1
■ガス・グリーンスミス/総合6位(↑)
「今日は全体的にパフォーマンスが格段によくなった。内容や自分のドライビングには満足。ライバルがトラブルに見舞われたことで自分たちの順位も上がったので、重要な選手権ポイントのためにフィニッシュしなくてはならない」
■アドリアン・フルモー/総合15位(↓)
「エンジンに何か不具合が起きているのだと思う。本当に残念だし悔しいが、これも戦いの一部だ」(SS15終了時点)
■クレイグ・ブリーン/SS14でデイリタイア