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三菱自動車、米国での電気自動車の給電設備に関するサービスの業務提携について

 

三菱自動車、米国での電気自動車の給電設備に関するサービスの業務提携について

三菱自動車は、同社の米国における製造・販売会社ミツビシ・モーターズ・ノース・アメリカ・インク(本社所在地:カリフォルニア州サイプレス、以下、MMNA)が17日(現地時間)、同国最大手の家電量販店であるベスト・バイ社(同:ミネソタ州ミネアポリス)と、同国における電気制御製品や配電設備機器を手がけるイートン・コーポレーション(同:オハイオ州クリーブランド、以下、イートン社)と、電気自動車の給電設備の設置に関するサービスについて業務提携することを発表した。

ベスト・バイ社は、2011年秋より米国での販売を予定している三菱自動車の新世代電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』をお求めになるお客様の自宅の電気配線や電圧などの調査や、220V給電設備の設置・電気工事を提供する。また、MMNAは、北米向け『i-MiEV』の220V給電設備はイートン社製品を推奨し、ベスト・バイ社による訪問サービスで設置する220V給電設備もイートン社製品とする。尚、イートン社は、MMNAのディーラーにおける充電インフラについても今後対応していく。

MMNAの栗原信一社長兼CEOは、「ベスト・バイ社とイートン社は品質や信頼性の面でお客様にとって最高の組み合わせであり、今回の協業により、業界を越えてEV販売促進に取り組んでいけることを嬉しく思います」と語った。

なお、三菱自動車は、11月17日(現地時間)から開催する米国ロサンゼルスのコンベンションセンターでのロサンゼルスオートショーにおいて、『i-MiEV(アイ・ミーブ)』の北米仕様を世界初披露するほか、本年末から北米市場で本格販売するコンパクトCUV(クロスオーバー)『アウトランダー スポーツ』(日本名『RVR』、欧州名『ASX』)を出品する。同社のプレスカンファレンスは、11月18日11:30(現地時間[日本時間:11月19日4:30])から西ホールの三菱自動車ブースにて、ベスト・バイ社、イートン社の関係者も列席し行われる予定である。

ベスト・バイ社
家電量販店ベスト・バイ社は、20,000人以上の熟練した技術者により24時間体制で220V給電設備設置に関する訪問サービスを提供する。お客様の自宅での給電に関連した調査分析に加え、消費電力量などエネルギー消費の調査にも対応する。尚、ベスト・バイ社は2009年11月から『i-MiEV』を使用した実証走行試験を実施している。ベスト・バイ社の新規事業ソリューショングループのディレクターであるチャド・ベル氏は、「電気自動車を購入する際にお客様が懸念される給電設備の問題を、三菱自動車とイートン社とともに解決できることを嬉しく思います。さらに多くの皆様に電気自動車をお使いいただけるよう、円滑な給電設備の設置に取り組むとともに、ご家庭における効率的な電力消費の実現に積極的に取り組んでまいります」と語った。

イートン・コーポレーション
電気制御製品、配電設備機器、産業用油圧システム、自動車用エンジン制御機器などを手がけるイートン社は、ベスト・バイ社が訪問サービスで設置する220V給電設備を製造する。イートン社のリッチ・スティンソン社長は、「イートン、三菱自動車、そしてベスト・バイの三社は、環境負荷を低減するための技術を提供してまいります。この協業は、電気自動車のお客様が安心して使用できるために必要なインフラ整備の支援につながります」と語った。



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