WRCプロモーターとラリースウェーデンは、ウメオを拠点として開催した今年のWRCラリースウェーデンの成功を受けて、開催契約を2年更新することで合意したことを発表した。
同国北部のウメオを本拠地として初めて開催したWRCは天候、コンディションに恵まれ運営も順調に進んだほか、注目も大いに高まった。
ラリースウェーデンのCEO、グレン・オルッソンは、今年のイベントに関して満足を見せた。
「みなさんの期待を超える内容になったと思う。道も天候もよく、TV映えもよかった。オフィシャルたちに関しても、本当に素晴らしい仕事をしたと周囲から称賛の声をたくさんいただいた」とオルッソン。
「FIA、WRCプロモーター、チーム、みなさんに満足いただいた。WRCイベントの開催に非常に適しているウメオの街に拠点を移すことは、正しい決断だとみんな考えていた」
WRCプロモーターとラリースウェーデンが2年間の契約更新を発表したことで、ウメオ拠点のラリースウェーデンがWRCカレンダーに残ることが明確になった。
「自分たちが考えていたプランどおりにWRCとの契約を2年更新したことを発表できるようになってこの週末を締めくくることができるのは、もちろん素晴らしいことだ」とオレッソン。
WRCプロモーターのイベントディレクター、サイモン・ラーキンは「この契約が合意に達したことで、この先2年間、WRCにスウェーデンが入ることが確定し、WRC唯一のウインターラリーの将来が確保された。拠点を北部のウメオに移したことは大成功。ベステルボッテン地方の人々がこの週末、選手権を暖かく迎えてくれたことに感謝する」