今季のWRC第11戦として9月29日〜10月2日に開催が予定されているラリーニュージーランド(グラベル)の主催者は、ニュージーランド政府が国境規制を解除したことを受けて、海外からのラリー観戦客を歓迎できることに沸き立っている。WRCニュージーランドは、国境規制解除後の初の世界的なスポーツイベントとなる予定。ニュージーランドは2021年にもWRCカレンダー復帰が決まっていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、開催を断念。今年は、悲願のカレンダー復帰がオークランドで実現することになりそうだ。
「ラリーニュージーランドには、コンペティター、チーム関係者、メディア、主催者など1000人近くの人々が訪れる。国境が開放されたというニュースを受け、海外からのラリーファンのみなさんをオークランドに歓迎できることが待ち切れない」とラリーニュージーランドのCEO、マイケル・ゴールドステインは語る。
「我々には、ラリーツアー専門のパートナーがおり、オークランドとニュージーランドへの訪問が思い出深いものになるよう、海外のファンの方々からの問い合わせを受けてもらうよう依頼している。ニュージーランドでのWRC開催は10年ぶりとなるが、新しい世代のモータースポーツファンのみなさんが、世界最高のステージで世界最高のドライバーたちの戦いをご覧になることを楽しみにしている」
ラリーニュージーランドは、すでに限定早割の「Rally Gold Pass」チケットの販売をイベント公式サイトで開始している。また、海外からの観戦客に向けて、イベントの公式ツアーパートナーを通じ、ラリーニュージーランドの魅力を存分に味わえるようにカスタマイズしたツアーパッケージを紹介している。