W2RC首位に立ったセバスチャン・ローブ、チーム代表のベテリは「あきらめない姿勢が鍵」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
現地速報がすぐわかる! バックナンバーが読み放題。ラリプラLINE限定コンテンツ配信中

W2RC首位に立ったセバスチャン・ローブ、チーム代表のベテリは「あきらめない姿勢が鍵」

©BRX

今季、世界ラリーレイド選手権(W2RC)に参戦するバーレーン・レイド・エクストリーム(BRX)を率いるガス・ベテリは、2022年から始まった新シリーズでランキング首位に浮上した要因は、ローブのあきらめない姿勢のおかげだと評価している。

W2RC第2戦となった今月のアブダビ・デザートチャレンジを6位でフィニッシュしたローブとコ・ドライバーのファビアン・ルルカンは、選手権争いでは開幕戦ダカールを制していたナッサー・アル‐アティヤに1ポイント差をつけて首位に立った。上位フィニッシュの期待も高かったローブだったが、イベント最初のステージでプロドライブ・ハンターのドライブトレーンにダメージを負いタイムロスを喫していた。

BRX

プロドライブが運営するバーレーン・レイド・エクストリーム(BRX)を率いるガス・ベテリは「選手権首位に立ったことは、セブとファビアンがあきらめない姿勢を持ち続け最初のステージを走り切ったことの証。そうでなければ、選手権ではまだナッサーをかわすことはできていなかっただろう。この先のイベントの路面はセブと相性がいいと思うので、ドライバーズタイトル獲得という野望はまだ射程圏内に入っている」

なお、W2RCの第3戦として4月24〜30日に予定されていたカザフスタンは、ロシアによるウクライナ侵攻の影響を受けてロジスティックの問題が起きており開催がキャンセル。FIAとFIMは、追加の一戦を行うための開催国の検討に入っている。
(Graham Lister)



RALLY PLUS