eスポーツWRCは第4戦ウエールズが3月18〜21日に開催され、選手権首位につける日本のKazunokotaに2秒以上の差をつけたSami-Joeが優勝を飾った。
前戦のスペインではらしくない走りで6位フィニッシュに留まったレバノンの若手有望株、Sami-Joeだったが、タイムリーなカムバックを果たした。Kazunokotaも2位フィニッシュで、選手権争いでは首位を死守。Izamusingも、2戦連続で3位とポディウム圏内でのフィニッシュを飾っている。
Sami-Joeが勢いを取り戻して選手権2番手に浮上した一方で、ライバルのNexlは厳しい週末となった。2021年のチャンピオンは5位でのフィニッシュが精いっぱいで、選手権争いでは3番手に後退している。IzamusingとNexlのRace Clutchのチームメイト、Kriimもトップ5でフィニッシュしたことで、Race Clutchはチームズ選手権でのリードを広げている。
eスポーツWRCの第5戦は、シリーズでは初めてとなるベルギーラウンドが4月1〜4日に開催される。