ヒョンデカスタマーのニコラ・シャマン、フランスラリー選手権戦で優勝 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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ヒョンデカスタマーのニコラ・シャマン、フランスラリー選手権戦で優勝

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ヒョンデ・モータースポーツが、カスタマー・レーシング部門のユーザーの活躍を伝えている。

ジュニアドライバーのニコラ・シャマンは、フランスラリー選手権ラリー・ル・トーケ(3月18〜19日)に2Cコンペティションからヒョンデi20 Nラリー2で参戦し圧勝と、完璧な形でシーズンをスタートした。このマシンでは初めての参戦となったシャマンは、初日に設定された6SS中、5本でステージウインを奪取するなど、揺るぎない速さを披露。十分なマージンを築いて迎えた最終日も、さらに3SSでトップタイムをたたき出し、20秒以上の差をつけてラリーを制した。

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アイルランドターマックラリー選手権のウェストコークラリー(3月19〜20日)では、ジョシュ・モファット(ヒョンデi20 R5)が今季2勝目をマーク。デイ1では、設定されたステージの半分を制しながらも2番手での折り返しとなったモファットだったが、翌日序盤に首位に立つと、さらに2本のステージウインを重ねてマージンを広げる。ライバルがテクニカルトラブルに見舞われる中でもマシンは一貫性を保ち、最終的に20秒以上の差をつけて優勝を飾った。

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ベルギーのグレゴワール・ミュンスターは、地元のベルギーの国内選手権サウスベルギーラリー(3月18〜19日)にi20 Nラリー2で参戦し、2位でフィニッシュした。設定された12SSを通して安定したタイムをマークし、最終ステージまで首位を争ったが、首位に11秒届かなかった。このラリーでは、フランスのエミル・ブレットマイヤーがi20 R5での初参戦に臨んだ。ミュンスターと同じくBMAがプリペアするマシンで、R5デビュー戦をクラス13位で終えた。

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ERCアゾレスラリー(3月25〜27日)では、チーム・ヒョンデ・ポルトガルのブルーノ・マガラエスが6位でフィニッシュ。併催のポルトガル選手権では3位に入った。悪天候に見舞われたアゾレスラリーでは、湿ったコンディションとなった最終日の午前で見事なペースを見せたマガラエスはトップ10圏内に浮上。最終ループではハンドリングに苦戦したものの、順位を守り切った。

チームメイトのリカルド・テオドシオも、i20 Nラリー2の理解を深めながら国内選手権ではトップ5のペースを披露。しかし、スリッパリーなコンディションの中でのミスにより、右リヤコーナーにダメージを負いリタイアを喫している。

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ヒョンデ・モータースポーツからのWRC2参戦が発表されたパラグアイのファブリツィオ・ザルディバールは、i20 Nラリー2での初参戦に挑んでいる。オートモーター・ラリーチームから参戦したFIAコダスール選手権開幕戦およびパラグアイラリー選手権第2戦ラリートランスイタプア(3月24〜27日)では、金曜日夜のスーパーSSを制したザルディバールは、マシンの経験を積むことに専念しイベントを通して安定した走りを披露。総合8位でまとめた。

アメリカンラリーアソシエーション第2戦ラリー100エーカーウッド(3月18〜19日)では、ケン・ブロックがヒョンデi20クーペWRCで参戦。ラリー、ラリークロス、ジムカーナと幅広く活躍するブロックは、最初の10SSのうち7本でステージウインを奪取し、大差をつけての首位に立つ。しかし、最終SSで鹿と衝突し、マシンのフロントのほかギヤボックスに激しいダメージを負ったことで、ギヤが4速に固定されてしまった。このステージは走り切ったブロックだったがここで1分をロスし、最終的に2位でのフィニッシュとなった。

スペインのラリーデ・ア・コルーナ(3月18〜19日)では、イバン・アレスがi20 Nラリー2での初勝利をマークした。このターマックラリーでは、新型マシンの経験を積みながら圧倒的な強さを披露。全9SS中、6本でステージウインをマークし、1分半の大差をつけて優勝を飾った。

チェコのプラスギーラリースプリント(3月26日)では、ふたりのヒョンデカスタマーがトップ6に食い込んだ。コワックス2Bラリーが走らせるi20 Nラリー2で参戦したマルティン・ブレチェクは3位フィニッシュでポディウムに上がった。 i20 R5で参戦したオンドレイ・ビシャハは、最終ステージでセカンドベストタイムをたたき出し、ここで順位を3つ上げて総合6位でのフィニッシュを果たした。



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