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WTCC開幕戦のレース2でローブが勝利

 

アルゼンチンのテルマス・デ・リオ・オンドで行われた2015年世界ツーリングカー選手権(WTCC)開幕戦のレース2でセバスチャン・ローブが優勝。その力に衰えがないことを証明した。

予選で3番手をとなったローブは、レース1でホセ‐マリア・ロペス、イバン・ミューラーに続く3位を獲得。シトロエン・レーシングは予選1-2-3-4体制から1-2-3フィニッシュという幸先の良いスタートを切った。今年から全戦に出場する中国人ドライバーのマー・チンホワはスタートでエンジンストールを喫したものの、7位でフィニッシュしている。

リバースグリッドとなるレース2はチンホワが7番手、ローブが8番手スタート。このふたりは1周目にして1-2体制を構築し、レースをリードする。2周目にチンホワがミスで後退すると、ローブがトップに。背後に迫る前年度チャンピオンのチームメイトのロペスを振り切って、今シーズン初勝利を飾った。

「まずまずの内容でシーズンを滑り出せてよかった。レース2ではセーフティカーが入り、その後はロペスとの一騎打ちになったが、懸命にプッシュして逃げ切ることができた」と語ったローブ。

昨年、自身で課題と語っていたレース独特のカンどころ、つまり競り合いやオーバーテイクのタイミングなどを磨き上げ、2年目のシーズンはどのような戦いを見せてくれるのだろうか。



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