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ラリーGB デイ1:トップはローブ。ペター、オジエが僅差で続く

 

 2010年のWRC最終戦となる第13戦ラリーグレートブリテンが11月11日(木)にイギリスのウェールズ、カーディフで開幕。11日から12日(金)にかけて行なわれたデイ1でセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)がトップとなった。2位には1.8秒の僅差でペター・ソルベルグ(シトロエンC4WRC)が、3位にはソルベルグに1.8秒遅れでセバスチャン・オジエ(シトロエンC4WRC)がつけている。

 時々強く降る雨のなか、選手権トップランカーたちによるビッグバトルが展開された。11日にカーディフベイで行なわれた、オープニングのショートSSではセバスチャン・ローブがベストタイムをマーク。まずはトップに立った。しかし翌日12日(金)にカーディフの北側エリアでグラベルステージがスタートすると、ラトバラがトップ争いにからみ首位は目まぐるしく入れ変わった。ラトバラはSS4から6にかけてトップに立ったが、最終のSS7でフロントウインドウが曇るトラブルに見舞われ、視界不良からマシンをバンクにヒットしてしまった。その際タイヤがパンクし、リムから外れたことでラトバラは大幅にタイムロス。一気に6位まで順位を落としてしまった。

 ラトバラが視界から消えたことで、トップはローブに。その1.8秒後方にはソルベルグがぴたりとつけている。ソルベルグはSS4から7にかけてギヤシフターのトラブルに見舞われた。2速や3速で走行中にニュートラルや5速に勝手にシフトしてしまうという問題が発生し、ソルベルグは大幅にタイムロス。にもかかわらずトップに僅差でデイ1を終えたことで「明日は行ける」と、ソルベルグは優勝も可能であると手ごたえを感じたようだ。



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