2020年のジュニアWRCチャンピオンで、タイトル獲得の賞典として2021年はMスポーツ・フォードからWRC2に参戦していたトム・クリステンソン。今季は参戦チャンスを模索していたが、ポーランドのプライベーターチームから参戦することになった。
WRC2での参戦を続けるだけの資金を集めることができなかったクリステンソンは、Kowax/2BラリーチームからERC3戦を含む国際格式イベントや国内選手権戦をミックスさせて参戦するプログラムを組む。マシンはヒョンデi20 Nラリー2を使用する。
「ここまでのキャリアは順調に進んでいたが、ヨーロッパでの戦争や世界的なパンデミックによりコストが急騰したことで、今季のプログラムを組むことがかなり難しくなってしまった」とクリステンソン。
「ひとつの選手権をフルで追う内容ではないので、シーズンの間にプログラムは柔軟に変えることができる」
(Graham Lister)