BMWは30日、パリ・モーターショーの会場で2011年からWRC世界ラリー選手権に参戦するミニWRCの画像を公開した。また、ドライバーとしてクリス・ミークと契約したことを明らかにしている。
BMWとプロドライブのタッグによりスタートするミニのWRCプログラム。すでにテストカーが走行を開始しており、やや分かりづらい画像ながら、そのテスト風景も公開されていた。
ミニ・カントリーマンをベースとしたミニWRCは、ミニらしいオーバーフェンダーに加え、ド迫力のエアロ、さらにかつてのミニラリーカーを彷彿とさせるライトポッドが添えられているほか、リヤウイングはユニークな形状が見て取れる。フロントウインドウには誇らしげにユニオンジャックをあしらったバイザーステッカーが貼られている。
プロドライブのデイビッド・リチャーズ代表は、パリ・モーターショーでのインタビューで「我々のチームのエンジニアたちが作り上げた成果に誇りを持っている」とコメントした。
なお、2011年から参戦するこのミニWRCプログラムのドライバーとして、新たにクリス・ミークと契約したことが発表された。