横嶋良、全日本ラリー第5戦モントレーからルノー・クリオ・ラリー4を投入 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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横嶋良、全日本ラリー第5戦モントレーからルノー・クリオ・ラリー4を投入

©Mitsuru Kotake

全日本ラリー選手権に参戦中の横嶋良は、同選手権では初めてとなるルノー・クリオ・ラリー4をJN-2クラスに投入する。第5戦モントレー(6月10〜12日、群馬県、ターマック)に、ZEUS AUTOMOTIVE CLUB SPORTSからコ・ドライバーの小藤桂一とともにJN-2クラスにエントリーしており、これが実戦デビューとなる。

Mitsuru Kotake


クリオ・ラリー4に乗ることになった経緯について横嶋は「昨年11月のセントラルラリーが終わった時に、しっかり体制を作ってラリーに参戦しようという話になりました。その際、WRCラリージャパンへの参戦も視野に入れて、自分から『どうせ乗るならR車両に乗りたい』という話になり、ヨーロッパで活躍しているルノーがいいのではということになりました」と語る。
「今季の残りの全日本ラリー選手権は全部出たいと思っていますが、グラベルラリーへの対応をいま検討中です。来年、再来年に向けてしっかり戦っていきたいので、今年の一番の目標はWRCラリージャパンに参戦して結果を残し、来年以降の活動につなげ、全日本タイトル獲得を目指すことです」

モントレーに先駆けて、6月某日には、群馬サイクルスポーツセンターでシェイクダウンテストを行った横嶋。この日は雨に見舞われる中での走行となったが、1回目の走行を終えて「マシンが速いことは良く分かったのですが、自分がついていけず、現状では曲がれなくて止まれない、といった状況です。路面のせいでタイヤがグリップしないこともありますが、今までのように慣性で曲がれるイメージがまったくつかないです」と苦笑い。

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「セッティングでどうにかできるかというのも、今は分からないです。今日のテストでは自分らしい走りをすることができませんでした。海外でクリオがどう走っているかを映像などで研究することも必要なのかもしれません。今のところは、リヤを暴れさせずにフロントを入れていくイメージを持った方がいいんじゃないのかなと思っています。今年は、とにかく走行距離を重ねて、マシンに慣れることを目指します」と、今シーズンの抱負を語った。



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