先日終了したラリージャパン。ラリーのフィニッシュ後、スバルテントにおいて「久世隆一郎アワード」の表彰が行なわれた。
「久世隆一郎アワード」は、STIがラリージャパンで活躍したスバルユーザーの健闘を称えるために設定している。対象者となったのはPWRCのパトリック・フローディン組、ジャンルカ・リナーリ組、ルイ・ワン組およびPWRC以外のグループNクラスの新堀忠光組、高橋冬彦組、難波秀彰組。
STIの唐松洋之社長からそれぞれドライバーとコ・ドライバーにトロフィーが手渡された。
PWRC部門1位はパトリック・フローディン。
「序盤でトシ(新井敏弘)がリタイアしたので気分的にラクにはなったけど、路面コンディションが悪かったこともあり、最後までミスをしないように走った。目標はポディウムだったけど、ジャパンで勝てて本当にうれしい」と語った。
また、グループN部門1位の新堀忠光は「アジアで開催されているラリーレイド競技に参戦していて、WRCのようなスプリントのラリー競技も日本でのラリーも初めてでした。インプレッサには初めて乗りましたが、こんなに乗りやすいというのは予想以上でした。本当にいい経験になりました」と感想を述べている。