全日本ラリー選手権第7戦として9月9〜11日、北海道帯広市を拠点に開催するラリー北海道(グラベル)は、3年ぶりに有観客で行う予定にしていることを発表した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、2020年、2021年と無観客での開催を余儀なくされてきたラリー北海道だが、今年は国・北海道・JAFのガイドラインを遵守したうえで、感染拡大防止対策を最優先し3年ぶりに観客を入れての開催を再開する。
観戦ステージは、10日土曜日に陸別オフロードサーキット(陸別町、3回走行予定)、11日日曜日に音更(音更町、2回走行予定)とパウセカムイ(足寄町、1回走行予定)に設定する。さらに、昨年、新型コロナウイルス感染流行の影響で実施できなかった20周年記念イベントを、『20th+1イベント』として企画。2007年のWRCラリージャパン(写真)以来となる平原通り(西2条通り)と帯広駅北側の駅北多目的広場で、ラリーショーとセレモニアルスタートを行う。帯広駅前でセレモニアルスタートを行うのは2007年以来。
なお、大会開催時の新型コロナウイルス感染状況などによっては、人数を制限したり無観客での開催となる場合もあるとしている。今年のラリー北海道はAPRCタイトルを返上することが発表されているが、ノンタイトルで国際クラスを設定する。エントリーは7月11日に開始される。