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WRCサファリ:ラリー1での初グラベルに挑むソルベルグ「父と同じタフイベントに出るのはうれしい」

©Hyundai Motorsport GmbH

今週開催されるWRC第6戦サファリ・ラリーケニアで、今季4度目となるヒョンデi20 Nラリー1での参戦に臨むオリバー・ソルベルグは、昨年参戦時のレッキでの経験を活かしていきたいようだ。

今年のサファリのルートは、昨年から3分の1近くが新しくなっているが、昨年のサファリはSS5でリタイアを喫しているソルベルグは、1年前にレッキで培った知識が重要になると考えている。

「またラリー1マシンで参戦できてうれしい」と語るソルベルグは現在20歳。コ・ドライバーは英国のエリオット・エドモンソンが務める。
「もちろん、このマシンでの初めてのグラベルラリーなのでとてもエキサイティングになると思うが、間違いなくビッグチャレンジ。昨年はとにかくタフだった。(ヒョンデi20クーペWRCに)かなり序盤でサスペンションのトラブルを抱えてしまったからね。でも美しい国だし、レッキで全ステージを走ったことが今年、重要になる」

ソルベルグの父、ペター・ソルベルグは1999年にフォード・フォーカスWRCで初めてサファリに参戦した。この時のコ・ドライバーはアイルランドのフレッド・ギャラハーで、オリバーが生まれる2年前のことだった。

「カレンダーの中でも最もクールな一戦だし長い歴史がある。ラフなステージが本当に多くて、父も参戦したことのあるラリー。父が走った同じタフなイベントに出られるのは本当にうれしい。いろいろな動物を見ることができるのも大好きなところだよ」

ソルベルグのヒョンデのチームメイトは、ティエリー・ヌービル、オィット・タナック。前戦サルディニアでは、タナックがi20 Nラリー1に初優勝をもたらし、チームは勢いをつけている。

「パフォーマンスはどんどん良くなっているようだし、いい前進ができている。マシンのポテンシャルも高い」とソルベルグ。
「まだやらなくてはならないことが山積みなのは承知している。特に信頼性だね。でも、自分たちがあるべき姿に近づいているし、サルディニアで見事な優勝を遂げてケニアに行けるのはいい流れ。マシンはラフなセクションでもすごく良さそうなので、サファリでもいい形で表れることを願っているよ」
(Graham Lister)



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