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WRCフィンランド:Mスポーツ・フォードはヤリ・フッツネンを加えた5台のラリー1マシンをエントリー

©M-SPORT

今週開催されるWRC第8戦ラリーフィンランド(グラベル)に、Mスポーツ・フォードは、クレイグ・ブリーン、ガス・グリーンスミス、アドリアン・フルモー、ピエール‐ルイ・ルーベ(マニュファクチャラーズ選手権ポイント対象外)に加え、これがラリー1デビューとなるヤリ・フッツネンをフォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1のドライバーに起用。5月のポルトガルに続き、チームは5台のラリー1マシンを走らせる。

母国戦でのビッグチャンスをつかんだフッツネンは「母国フィンランドでのイベントでラリー1デビューが果たせるのは、本当に特別な瞬間。多くのファンがいて、最高の雰囲気になるのは間違いない。いつも参戦するのが素晴らしいイベントだ」と喜びを語る。
「ラリー2マシンのレベルでは何度もこのイベントに参戦してきたので、ここでラリー1マシンにステップアップできることに心からワクワクしている。先月はテストも行ったがマシンのフィーリングは良かったので、本番でどこまでできるのか楽しみにしている」

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ブリーンは、ヒョンデから参戦した昨年のラリーフィンランドではポディウムに上がっており、自信を持ってこのイベントを迎える。
「フィンランドではこれまで2回ポディウムに上がっており、いい思い出を残してきた場所。昨年はこのイベントをとても楽しんだ。本当にいい走りができたし、序盤は一時は首位にも立っていた」とブリーン。
「このイベントやこのタイプの道では、いつもいい感触を得ている。自分にとって一番参戦したWRCイベントかもしれない。毎年参戦できて、うれしいよ。前戦のエストニアではペースはよかったので、フィンランドでは気持ちを切り替えてどこまでできるか楽しみにしている」

グリーンスミスは、昨年のフィンランドで6位フィニッシュしており、チームに貢献することを目指す。
「これまで一緒に仕事をしてきた多くの人がフィンランド人だったので、ラリーフィンランドは、自分にとって母国ラリーのような感じ」とグリーンスミス。
「ユバスキラとも縁が深い。1年で訪れる中でも、最も美しい場所のひとつで、ラリーもWRC屈指のステージを用意してくれる。スタートするのが楽しみだし、自分たちもエストニアから成長していきたい」

昨年のフィランドはグリーンスミスに続いての7位でフィニッシュしているフルモーは「またフィンランドの超高速ステージを走れることがうれしいし、エストニアを7位でフィニッシュできた後に迎えられるのはいいね」と語る。
「フィンランドの林道はビッグジャンプがたくさんある。この有名なラリーにまた参戦できるのはワクワクするよ。4WDマシンでフィンランドに出るのは2度目なので、エストニアのように手堅いリザルトを収めたい」

Mスポーツ・フォードからの5度目のWRC参戦をフィンランドで迎えるルーベは、グラベルグランプリとも呼ばれる高速ステージで貴重な経験を積むことを目指す。
「フィンランドに参戦できることが超ハッピー。シーズンの中でも、一番素晴らしいラリーだ」とルーベ。
「ラリー1マシンで参戦するのは、すごく特別なものになる。いい走りをしたいと思っているし、エストニアの後にマシンを調整したのでいい感触が得られることを楽しみにしている。これで、いい方向に進んでいくと思う。シーズンでできる限り経験を積み続けることが重要だし、あのような高速ステージでは最大限集中を維持することが大切だ」



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