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オーレ・クリスチャン・ベイビー、ヨハン・クリストファーソンとともに世界RXに参戦

©Rallycross Promoter

フォルクスワーゲン・ディーラーチーム・バウハウスは、フル電動化となる2022年の世界ラリークロス選手権の参戦体制を発表した。ディフェンディングチャンピオンのヨハン・クリストファーソンのチームメイトに、オーレ・クリスチャン・ベイビー、グスタフ・ベルグストロームを起用する。

WRCドライバーとして知られるベイビーは、ラリークロスの参戦歴も長く、チームを運営するクリストファーソン・モータースポーツ(KMS)とは9年前にタッグを組んでいる。2014〜2015年の間には世界RXにも4回参戦した経験があり、うち2回はセミファイナルまで進出した。同時にヨーロッパ・ラリークロス選手権にも参戦しており、参戦2年目のバルセロナではスーパーカークラス(現ユーロRX1)で優勝。このシーズンはランキング3位に食い込んだ。その後はラリーの参戦が増え、WRC2カテゴリーでは何度も優勝やポディウムフィニッシュを果たしているのはご存じのとおりだ。2022年は再びラリークロスのキャリアを再開し、ラリーXノルディックでは総合6位に入っている。現在26歳のベイビーは、満を持して世界RXのフル参戦に臨む。

ベルグストロームは、スウェーデンのツーリングカーシリーズ強豪のKMSで長くエンジニアを務めているロニー・ベルグストロームを父に持つ。競技参戦は昨年始めたばかりだが、ラリーXノルディックとスウェーデン選手権のスーパーライトクラスでいずれも2位に食い込んでいる。

「しばらくラリーに専念してきて、今後も継続していくが、何か変化を起こす時だと考え、新しいことを始めるのに興味を持った」とベイビー。
「電動化となるラリークロスが、自分のフィーリングとぴったり合ったし、またKMSと一緒に活動できるのは素晴らしいこと。チームとの関係が始まって10年近くたつので、スタッフのこともよく知っているしね」

「ヨハンと一緒にまた活動できることもうれしい。思うに彼は世界で最高のドライバーだし、彼の経験は金メダル級。ラリークロスで豊富な知識を持っているし、一緒にいいパッケージを作り、シーズンに向けて上位争いが出来るような強いチームができるはずだ」



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