ラリーフィンランド デイ2:ラトバラ念願の地元初勝利! – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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ラリーフィンランド デイ2:ラトバラ念願の地元初勝利!

 

 WRC第8戦ラリーフィンランドの競技最終日デイ2が7月31日(土)に行なわれた。全部で8本のSSを走行し優勝はヤリ‐マティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC)。2位はセバスチャン・オジエ(シトロエンC4WRC)、3位はセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)という結果になっている。

 ラトバラが今季2勝目を挙げた。ラトバラにとってはこれが地元イベント初優勝。しかも、25歳というラリーフィンランド史上最年少優勝記録のおまけつきだ。デイ1でラリーリーダーとなったラトバラは、不利な先頭スタートにもかかわらずデイ2でもリードを堅持。
 2位につけていたペター・ソルベルグ(シトロエンC4WRC)をかわし背後に迫ってきたオジエ、そしてローブをしっかりと抑え込み、うれしい地元ウインを飾った。
「初優勝の時もうれしかったけれど、今回の勝利はそれに劣らぬほどうれしい。僕にとってこのラリーは特別な意味を持つ1戦だからね」と、笑顔のラトバラ。
 チームからセカンドドライバーとしての任務を課せられた今シーズンだが、ヒルボネンのリタイアという絶好のチャンスを逃さず勝利をたぐり寄せた。

 2位は、今回は一軍であるシトロエン・トタルのセカンドとして出場することになったオジエ。オジエは最後までラトバラに勝負を挑み続けたが、あと一歩及ばず。しかし、エースのローブを力で抑え込み2位を得た。3位はローブ、4位は初走行のコースに戸惑いペースを上げられなかったソルベルグ。5位にダニ・ソルド(シトロエンC4WRC)、6位はマシュー・ウィルソン(フォード・フォーカスRS WRC)という順位で第60回ラリーフィンランドは終了した。

 なお、元WRCチャンピオンのユハ・カンクネン(フォード・フォーカスRS WRC)は8位でフィニッシュ。キミ・ライコネン(シトロエンC4WRC)はSS12でコースアウトして側溝にはまり大幅にタイムロス。2度目のラリーフィンランドを総合25位で終えた。



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