今週開催されるWRC第9戦イープル・ラリーベルギー(ターマック)の主催者は、デイ1にベルギーとフランスの国境をまたいで設定されるWestouter-Boeschepeをみくびってはならないと位置づけている。
ベルギーをスタートしフランスでフィニッシュする19.60kmのこのステージは、8月19日にSS2、SS6として設定。テクニカルと高速セクションが交互に現れ、頻繁にグリップ変化するのが特徴で、競技初日の注目ステージとなりそうだ。
一方、今回のベルギーには88台がエントリー。この中にはイープルラリーで優勝11回を誇り今回はWRC2マスターズカップに参戦するフレディ・ロイクス(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo)や、4回優勝を経験しているパトリック・スナイヤーズ(フォード・フィエスタ・ラリー3)も名を連ねる。
またF1チャンピオンのマックス・フェルスタッペンの父で今季ベルギー選手権に参戦中のヨス・フェルスタッペンは、シトロエンC3ラリー2でWRCデビューを飾る。
(Graham Lister)