WRCベルギー:ロバンペラ「コーナーの判断が甘かった」デイ1コメント集  – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCベルギー:ロバンペラ「コーナーの判断が甘かった」デイ1コメント集 

©Toyota Gazoo Racing WRT

WRCイープル・ラリーベルギー、デイ1終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。選手権リーダーとして迎えた4月以来のターマックラリーのSS1でベストタイムをマークしたカッレ・ロバンペラが、SS2でまさかのクラッシュ。複合コーナーふたつめのジャッジが甘かったと冷静に状況を判断した。

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20 Nラリー1

■ティエリー・ヌービル/総合首位

Hyundai Motorsport GmbH

「本当に接戦で、午前中はトリッキーだったが、午後はマシンのハンドリングにかなり満足できるようになった。まず、グリップが予想よりも低く、天気も不確定だった。SS1ではミスをして数秒をロスしたが、その後はいいステージもありタイムを取り戻した。マシンの能力をもっと引き出してドライブがしやすくなるようにするためには、まだ作業が必要だが、リピートのループではより快適に感じられるようになった。すでにいい前進ができているし、自信を高めることもできているので、より速く走れるようになった。ウエザークルーは素晴らしい仕事で正確な情報を与えてくれた。このような日にはとても重要だ。明日もパンクのリスクが高いので、何よりもまずクリーンな走りを目指す」

■オィット・タナック/総合2位

Hyundai Motorsport GmbH

「午後のループは、序盤よりも格段にスムーズになり、基本的にマシンの信頼性がかなり良くなった。午前は自信やフィーリングをつかむのに少し苦戦した。まだ100%のプッシュはできなかったが、今は90%はできていると思う。ラリー自体がちょっとトリッキーなので、このふたつが重なることで状況が少し難しくなっている。2ループ目は安定した走りができたし、天気にも恵まれた。場所によって雨が降ったり止んだりして予想ができないので、僕らのウエザークルーはループに入る前に状況を予測するために大変な努力をしてくれた」

■オリバー・ソルベルグ/総合7位

Hyundai Motorsport GmbH

「初日を走り切ったし、全体として満足できる。SS8でギヤが固まってしまったなどいくつかトラブルはあったが、フィーリングはよくなったし、基本的にミスなくクリーンな走りができて、学ぶことも多かった。最後のステージでかなりタイムをロスしたが、終わりまでたどり着いたし、午後はペースが良くなっていい形で流れを築いている。最高峰クラスのマシンでここを走るのは初めてなので、とにかく自信を高めることが一番。ここのステージでは100%の決意が必要になるし、上位陣は経験が豊富なので、賢明に考えて将来のために学ばなくてはならない」

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1

■エルフィン・エバンス/総合3位

Toyota Gazoo Racing WRT

「全体としては悪くない1日だった。午前は手堅い走りができたが、午後の終盤は難しくなった。2本目の終盤でスローパンクに遭ったのが少しアンラッキーだったし、残りの2本でレインタイヤを使わなくてはならなくなったので、正直フィーリングはあまりよくなかった。最終ステージではタイムコントロールのチェックインで不運なミスがありペナルティタイムを受けてしまったが、ラリーではこうしたことも起きるもの。もちろんまだ先は長いし、明日は山場になるので、とにかく挑んで楽しみながら、状況を見守りたい」

■エサペッカ・ラッピ/総合4位

Toyota Gazoo Racing WRT

「いい1日だったという感触。午前中はまずまずの走りで無茶もしなかったが、それほど遅くもなかった。日中サービスでマシンが改良できると感じていたしそれができたので、格段に走りやすくなった。午後は、雨がまったく降らなかったのでタイヤ選択を間違えたマシンが多かった。とにかくできる限り対応するしかなかったが、自分たちはソフトのタイヤを選んだ中では一番速かったので、心から満足していい。いい順位につけていると思う。上位陣の速さに張り合えるとは思えないので、明日もこの流れを続けていきたい」

■カッレ・ロバンペラ/SS2でデイリタイア
「コンディションはグリップがものすごく低くてトリッキーだったが、いつも通りのペースで走り、すべて問題ないようだった。それから2本目の中盤で、ふたつのコーナーが組み合わさったところがあり、ふたつ目のペースノートを甘く見すぎていた。ショートのコーナーと記載していたが、進入が速すぎて対応できず、ディッチにヒットしてしまった。衝撃は大きかったが自分もヨンネも無事だ。チームがマシンを修復して明日再スタートできるように願っている」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1

■クレイグ・ブリーン/総合5位

M-SPORT

「ほぼ最悪の一日。タイヤ戦略の狙いがすごくアンラッキーになってしまった。雨を予想していたが、ループを通しても信じられないほど一滴も落ちて来なかった」(SS8フィニッシュ後)

■ガス・グリーンスミス/総合6位

M-SPORT

「天気に関してはみんなが同じようなことを考えていたのは明らか。残念だがOK。最初の洗礼のようなものだよ」(SS8フィニッシュ後)

■アドリアン・フルモー/総合8位

M-SPORT

「午前はすごくハッピーだったが、あの雨だけが不運で残念。午後はクレイグの雨ごいがまったく効かなかったようだね! 天気は予想できないが、明日は日差しが出てくるはずなので楽しみたい」(SS8フィニッシュ後)



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