バイドタス・ザラが2023年ダカールにプロドライブ・ハンターT1+で参戦、セバスチャン・ローブのチームメイトに – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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バイドタス・ザラが2023年ダカールにプロドライブ・ハンターT1+で参戦、セバスチャン・ローブのチームメイトに

 

プロドライブは、リトアニアのバイドタス・ザラが、2023年のダカールにプロドライブ・ハンターT1+で参戦することを発表した。ザラのマシンはテルトニカ・レーシングのカラーリングとなるが、ロジスティックやサポートはセバスチャン・ローブが所属、プロドライブが運営するバーレン・レイド・エクストリーム(BRX)が行う。

2022年のダカールでは自己ベストの総合11位に入っているザラは、リトアニアのラリーチャンピオン。2022年12月31日にサウジアラビアでスタートを迎える次回のダカールで挑む14ステージに向けてマシンの走行経験も積んでいくという。

参戦マシンのカラーリングを発表したザラは「2023年のダカールでプロドライブのハンターをドライブできるなんて、最高の機会。ワークスレベルのマシンで参戦するのは自分にとって初めてのチャンスなんだ」と喜びを語る。
「特に、ラリードライバーの象徴的な存在であるセバスチャン・ローブと一緒に参戦できることを楽しみにしている。ドバイで初めてのテストを行ったが、このマシンの性能に驚かされたし、つい満面の笑みを浮かべてしまった。2023年のダカールは、自分のキャリアの中で一番面白いイベントになることは間違いない」と語る。

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プロドライブが製作したハンターT1+は、初めてダカールに参戦した2022年大会で序盤から持ち前の速さを披露し、ローブとオーランド・テラノバが合計3本のステージウインをマーク。ローブは総合2位でのフィニッシュを果たした。ローブは、今季創設された世界ラリーレイド選手権でもアブダビ・デザートチャレンジを終えた時点で選手権首位に立っており、今後、モロッコ、アンダルシアを控えている。

BRXのチーム代表、ガス・ベテリは「2023年のダカールにバイドタスが我々とともに参戦することは、ラリーレイド界がどれだけ我々に注目し、ハンターとBRXを賞賛してくれていることの証明だ」と語る。
「2023年のダカールでは、我々は4台を走らせることを計画しており、残りのドライバーも近日中に発表する。しかし、まずは世界ラリーレイド選手権のモロッコとアンダルシアに専念する。エキサイティングな時代になっている」

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