ペター・ソルベルグのコ・ドライバーがクリス・パターソンに決定となった。パターソンは1998年からコ・ドライバーを務めており、ナッサー・アル‐アティヤやクリス・ミークといった多くのドライバーと組んできた。彼は5度中東選手権のチャンピオンに輝き、2006年にはPWRCでも優勝を飾っている人物で、今年41歳になるベテランだ。
ペター・ソルベルグのコメント
「新しいコ・ドライバーとしてクリスを迎えることができてうれしいよ。僕らはきっといいコンビになると思う。昨日すごくタフなテストをしてみたけれど、クリスの指示はいつだってすごく的確だった。彼はコ・ドライバーとしての実績も経験もある。その点が僕にとってはすごく重要なことだったんだ。
次戦ブルガリアはチャレンジングなラリーになるだろうけど、準備はしているからリードを築けるように走るよ」
クリス・パターソンのコメント
「最初、フィル・ミルズに代わってコ・ドライバーをやらないかと聞かれて、すごく責任の大きな仕事だなと思った。でも、昨日テストを終えた後、ペターから直接オファーされて“これは私がやらなきゃいけない”って考えたんだ。
12年間コ・ドライバーを務めてきた経験がある。もう数日後には私たちにとっての初戦がきてしまうから、その経験が活かせればいいと思う。今はこの新しい仕事をすごく楽しみにしているし、110%の力をだして臨む準備はできているよ!」
ペターとクリスのニューコンビは、今週ブルガリアでテストを行なったのち、7月8-11日にかけて開催されるWRC第7戦ラリーブルガリアに参戦する。