昨日アメリカはコロラド州、パイクスピークで開催された第88回パイクスピーク・インターナショナルヒルクライム(PPIHC)でモンスタースポーツの田嶋伸博が総合優勝を飾った。
田嶋のタイムは10分11秒490。目標としていた10分の壁は破れなかったものの、これで5年連続となる勝利だ。しかも今日、6月28日は田嶋の60回目の誕生日だという。
マシンは昨年のアップデートバージョンとなる「モンスタースポーツ SX4 ヒルクライムスペシャル」だ。910ps、90.5kg-mという途轍もないスペックを誇る文字どおりのモンスターマシンで、V型6気筒3.1リッター・ツインターボエンジンをミッドシップに搭載し4輪を駆動する。
今年の田嶋のライバルはロッド・ミレンの息子であるリース・ミレンがドライブするヒュンダイ・ジェネシス。まるでデイトナプロトのようなシルエットの4WDマシンだが、タイムは11分06秒208にとどまっている。