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セバスチャン・オジエとエサペッカ・ラッピ、2023年WRCもシェア参戦継続か

©Toyota Gazoo Racing WRT

今季のWRCに、トヨタからエサペッカ・ラッピとトヨタGRヤリス・ラリー1をシェアしてのスポット参戦をしてきたセバスチャン・オジエ。ラッピが来年も引き続き、部分的なプログラムでの参戦を希望することで、オジエも2023年のWRCにラッピとのマシンシェアでの参戦を続けることになるかもしれない。

今週開催されるWRC第11戦ラリーニュージーランド(グラベル)から、続く第12戦ラリースペイン(ターマック)、最終戦ラリージャパン(ターマック)と、今シーズンの残り3戦に出場するオジエ。世界耐久選手権(WEC)への参戦を視野に入れていたことから、8度目のドライバーズタイトル獲得を果たした後、昨年いっぱいでフル参戦から退いていた。

しかし、オジエがWECへの野望はもう持っていないことから、2023年のWRC7戦にトヨタから参戦するのではと見られている。来季のWRCは14戦での構成が見込まれていることから、残る7戦にはラッピが参戦するのではと思われる。

Toyota Gazoo Racing WRT

ただし、オジエが直近で専念するのは、もちろんWRCニュージーランドから始まるWRC3戦。今季のWRC参戦は6月のサファリラリー以来となる。
「この3つのイベントに再び参戦してシーズンを終えられることに、ワクワクしている」と語るオジエは現在38歳。
「ラリーニュージーランドは、今年、絶対に参戦したいと思っていたラリーのひとつ。2010年に一度参戦したことがあるが、ほとんどがいい思い出だ。最終コーナーまで超接戦になっていたが、1回のスピンでヤリ‐マティ(ラトバラ)に勝利を譲ることになってしまった。あの時は受け入れ難かったが、その数週間後には、自分にとって初めてのWRC勝利をマークできたからね」

「ラリー自体は素晴らしく、世界屈指の道だ。6月以来の参戦なのですぐにリズムを取り戻すのは簡単ではないが、優勝を目指して参戦したいし、チームにとって最善のリザルトで貢献したい」
(Graham Lister)



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