2023年でWRC参戦20周年を迎えるダニ・ソルド。現在はヒョンデからスポット参戦のプログラムを組んでいるが、自身にとって節目となる来季もWRCのフル参戦は視野に入れていないようだ。
今季はここまでスタートした3戦すべてでポディウムに上がり、安定したパフォーマンスでチームに貢献しているソルド。今後もチームへの残留を希望しているのだろうか。
「自分が走れるドライバーであるうちは、留まっていたい。自分が速くて、いいドライビングをしていると感じられるうちは、自分もハッピー。ラリーに出て、ライバルのリタイア待ちでポイントを獲るようなことにはなりたくない」とソルドはwrc.comに語っている。
「今はドライビングも戦いも楽しめている。その気持ちを感じられなくなったら、自分は何もしなくなるだろう」
今週開催されるWRCニュージーランドでは、ヒョンデi20 Nラリー1のサードカーをシェアするオリバー・ソルベルグがドライブするため、ソルドの次の参戦は母国のスペイン(10月20〜23日、ターマック)となる。
「それが終わってからどうなるか、だね」とソルド。
「ひとつ分かっていることは、WRCにフル参戦はしないということ。今、ほかのことをやるアイデアを持っている。クロスカントリーラリーとかも興味があるね。今は、来シーズンのプランのことは分からないが、スペインでどうなるかを見てからだ」
ソルドは母国のWRCにこれまで18回参戦しており、うち8回でポディウムフィニッシュを飾っている。