FIAワールドモータースポーツカウンシルは、10月19日に英国ロンドンで行ったミーティングで、2023年WRCカレンダーの決定を延期した。
2023年のカレンダーは全14戦で構成される見込みで、オーストリア・ドイツ・チェコの3国をまたいでのターマックイベントが加わるのではという憶測が伝わっている。また、サウジアラビアでのグラベルラリーは、テストイベントの開催状況次第と見られている。
英国では4年連続でシリーズ開催がなくなる見通し。一方でチリとメキシコは、それぞれ2019年、2020年以来のカレンダー復帰を目指しているほか、オーストラリアでは、南部アデレード拠点のイベントでカレンダー復帰を目指す動きが出ている。
(Graham Lister)