11月10日に開幕を迎えるWRC最終戦フォーラムエイト・ラリージャパン(ターマック)。今季の選手権の中で唯一タイトル決定が持ち越されているのが、WRC2だ。シリーズ強豪に加え、日本からも全日本チャンピオンのヘイキ・コバライネン、新井敏弘、福永修、今井聡がエントリーしている。
国外からWRC2に参戦するドライバーが、ジャパン参戦を前に心境を語った。
カエタン・カエタノビッチ
(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo/WRC2選手権2番手タイ)
「日本に行くことができて、とてもワクワクしている。初めてだし、ラリー以外でも行ったことはない。だから僕にとっては大冒険だ。主催者からもらったステージの動画を観たが、とてもテクニカルで、木々が多くてとても難しそうだ」
エミル・リンドホルム
(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo/WRC2選手権2番手タイ)
「日本には行ったことがないが、ポジティブなことをたくさん聞いているから楽しみにしている。ラリーだけではなくて、文化的なこととかもね。時差ボケを調整しなくてはならないから、ラリーが始まる前の金曜日に日本に入るので、数日間はこの国を体験することができる」
テーム・スニネン
(ヒョンデi20 Nラリー2/WRC2選手権8番手)
「2019年に、日本のキャンディデートラリーに行った。当時はタカが出場して、僕らはEP(エサペッカ・ラッピ)と一緒だった。僕らにとってはまったく新しいチャレンジだったから、何もかもが新鮮だったよ。今回のラリーについてはあまり詳しくは分からないが、難しいのではないかと思っている」
グレゴワール・ミュンステール
(ヒョンデi20 Nラリー2/WRC2選手権15番手)
「僕もコ・ドライバーも、日本を訪れるのは初めて。ロジスティックやコーディネーションはチーム任せだけど、どのような様子なのかとても楽しみにしている。ラリーについてもオンボード映像で調べてみる。日本については何も知らないが、ワクワクしながらいろいろ発見したい」
ファブリツィオ・ザルディバール
(ヒョンデi20 Nラリー2/WRC2選手権17番手)
「日本に行くのは初めて。とても美しい国だと聞いている。訪れることをとても楽しみにしている。特定のことだけではなく、日本という国自体を体験してみたいね」
ジャン・ミッシェル・ラウー
(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5/WRC2選手権43番手)
「日本を訪れるのは初めて。ラリーについては動画を受け取った。ロジスティクスや宿泊先の予約などについて、主催者にいろいろサポートしてもらっている。初めて訪れる国だからとても楽しみにしている。ヨーロッパで食べる“日本食”は実際に日本で食べるものとは全然違うと思うので、きっと大発見になるね!」
(Keiko Ito)