マッズ・オストベルグはラリーポルトガルで7位という成績を残したことで、WRCへもう5戦ほど参戦できるだけの資金が集まるのではと期待している。
2月に行なわれたスウェーデンではWRC2007での出場だったが、今回はスバル・インプレッサWRC2008で出場。最終SSのスタート時には8位だったが、ヘニング・ソルベルグがエンジンのオーバーヒートによりリタイヤとなったため、7位を譲り受けるかたちとなった。
「今シーズンのスタート前、できるだけ多くのスポンサーを集めるため、あちこちを駆けずりまわったよ。その甲斐あって、いくつか新しいスポンサーがついたんだ。現時点でフィンランド、ウェールズそしてターマックとなるドイツ、フランス、スペインに出場するための資金の見通しは立ちそうだ。とにかくこの出場を実現させるためにはいい成績を出すことだね」
オストベルグと言えば、プロドライブが走らせるミニで2011年、エントリーする計画が今シーズン初期に出たが、これについて進展はないと付け加えている。プロドライブは現在オストベルグのインプレッサのメンテナンスを担っている。