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フィンランドのユバスキラ市がTGR WRTの祝勝会を12月に開催、一般にも無料開放

©Touho Hakkinen / City of Jyvaskyla

フィンランドのユバスキラ市は、2022年WRCタイトルを獲得したドライバーのカッレ・ロバンペラ、コ・ドライバーのヨンネ・ハルットゥネン、マニュファクチャラーズ選手権を制したトヨタを迎えての合同祝勝会を開催することを発表した。12月16日、会場となるのはユバスキラにあるパビリオンキで、一般にも無料で開放する。

イベントでは、新たなWRCチャンピオンとなったクルーとチームから代表者がステージに登壇し、祝福を受けた後、2022年シーズンを振り返るトークショーを行う。また、音楽界で活躍する多くのスターも登場するという。

ユバスキラ市のティモ・コイビスト市長は「ラリーの聖地として知られるフィンランド、特にラリーの街であるユバスキラにとって、世界チャンピオンの輩出は大きな出来事。新世界チャンピオンのロバンペラ、ハルットゥネン、そしてユバスキラ市民の誇りであるトヨタのラリーチームの健闘を、ユバスキラ市として讃えたい。同時に、2022年のWRCシーズンの最も輝かしいスターたちに会える機会を、WRCフィンランドの中心地でもあるパビリオンキで市民やラリーファンに無料公開で公開したい」と開催の意図を語っている。

この祝勝会には、様々なイベントがふんだんに企画されている。公式の祝勝会に加えて、ラリーシミュレーターの体験や、WRCチャンピオンのサイン会、トヨタのラリーマシンも展示される。クリスマスが近いことから、ラリーグッズの販売も行われ、パビリオンキのレストランでも、多彩なメニューで訪問者を迎えるとのことだ。

トヨタのチーム代表、ヤリ‐マティ・ラトバラは「チームが拠点を置く地で、チャンピオンを祝ってもらえるのは本当に素晴らしいこと。ラリーファンだけでなく一般の方々にもたくさん来てもらいたい。忘れられない夜になると思う」と語っている。

詳細なスケジュールは今後発表されるとのことだが、イベントは16時に開場し、ラリーシミュレーター体験などの企画がスタート。ステージ企画は18時から始まり、イベントは21時まで続く予定だ。

このイベントは、ユバスキラ市、フィンランドのASNであるAKKスポーツ、パビリオンキ・フェア&イベントセンター、イベント運営会社のラユパヤが共同で開催する。



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