5月27日にスタートとなるWRC第6戦、ボーダフォン・ラリー・デ・ポルトガルのエントリーリストがオーガナイザーより発表された。
2009年以来の開催となる今回のイベントには、今年これまでで最大となる33カ国から75チームのエントリーがあった。
また、このイベントではWRCをはじめ、SWRC、JWRC、フォード・フィエスタ・スポーティング・インターナショナル・トロフィー、ピレリ・スタードライバーそしてポルトガル選手権という6つのタイトルが冠されている。
WRCでは選手権をリードするセバスチャン・ローブや、前戦ニュージーランドを欠場したキミ・ライコネン、2戦ぶりの出場となるケン・ブロックらの名前が記されている。
またWRCへプライベーターとして参加するドライバーとしては、マッズ・オストベルグ(スバル・インプレッサWRC2008)、プジョー307WRCでJ-M.クオック、フリジース・トゥラン、スピロス・パブリデスがいる。またフォード・フォーカスWRCでレネ・クイパーズ、ローラン・カルボナーロが出場する。
このポルトガルで第2戦目を迎えるJWRCには10名がエントリーしており、現在のトップ3であるアーロン・ブルカルト、アレッサンドロ・ブロッコリ、ケビン・アブリングらが顔をそろえる。
SWRCも同じく、このシリーズのリーダーであるチェビー・ポンスをはじめとする10名のエントリーとなっている。今回マルティン・プロコップが出場を見送るため、ポンスの最大のライバルはP-G.アンダーソンということになりそうだ。
そのほか、ナッサー・アル‐アティヤはマシンをフィエスタにスイッチし挑戦。IRCでシュコダ・ワークスを務めるユホ・ハンニネンも出場する。
そして今回限りのエントリーとなる、地元出身ドライバー、ビットール・パスコールはポルトガル・プジョーの207S2000を駆る。
●エントリーリスト(WRC)
セバスチャン・ローブ(シトロエン)
ダニ・ソルド(シトロエン)
キミ・ライコネン(シトロエン)
セバスチャン・オジエ(シトロエン)
J-M.ラトバラ(フォード)
ミッコ・ヒルボネン(フォード)
ハリ・アル‐カシミ(フォード)
ヘニング・ソルベルグ(フォード)
マシュー・ウィルソン(フォード)
フェデリコ・ビラグラ(フォード)
ケン・ブロック(フォード)
マッズ・オストベルグ(スバル)
J-M.クオック(プジョー)
スピロス・パブリデス(プジョー)
レネ・クイパース(フォード)
ローラント・カルボナロ(フォード)
(JWRC)
アーロン・ブルカルト(スズキ)
アレッサンドロ・ブロッコリ(ルノー)
ケビン・アブリング(ルノー)
(SWRC)
チェビー・ポンス(フォード)
P-G.アンダーソン(シュコダ)
ビットール・パスコール(プジョー)