ヤリ‐マティ・ラトバラは先週末に行なわれたニュルブルクリンク24時間にフォード・フォーカスRSで出場し、サーキットレースの楽しさに目覚めたようだ。
ラトバラチームのペースはクラスリーダーに匹敵するものだったが、トラックのデブリを踏んでしまい、エンジンの駆動ベルトを損傷。夜のうちにエンジンを交換しなければならなかった。クラス優勝を目標としていたものの、このタイムロスが響き197台中117位(SPクラス6位)という成績に終わっている。
「22万人もの観客に囲まれてレースができるなんて、素晴らしい経験だったよ。とにかくトラックの雰囲気はすごかった。クルマの調子は非常に良かったし、チームの仕事ぶりにも満足している。
僕の担当は土曜の夕暮れ時から日曜の日の出までだったけど、夜中は走行しなかった。だから僕自身が24時間レースに適したドライバーなのかどうか判断はしかねるけど、まだ試せることは残っていると思うから、また機会があるといいな。
エンジン交換前の4時間、僕らは72位につけていた。しかもクラス内ではファステストも記録したんだ。だから問題が起こってしまって本当に残念だよ」