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【動画】ルノーがクリオ・ラリー3の開発を公式に発表、実戦投入は2023年春を予定

 

ルノーとアルピーヌ・レーシングは、ルノー初の4WDラリーカー、クリオ・ラリー3を開発していることを公式に発表した。フランスのビリー・シャティヨンを拠点とするアルピーヌ・レーシング、マニュファクチュール・アルピーヌ・ディエップ・ジャン・レデレ、英国エンストンにあるBWTアルピーヌF1チームのファクトリーが共同で設計を行った。

ラリー3はFIAが構築したラリー車両ピラミッドの中でも、入門編の4WDマシンとして位置づけられるカテゴリー。ルノー・クリオのラリー3バージョンの開発プログラムは今年の5月24日から開始され、先日スペインで完了した。計22日にわたる走行テストでは、フランスのクリオ・トロフィーで、ターマック、グラベルそれぞれで活躍するドライバー8人、コ・ドライバー11人がテストに参加して、ターマックを2500km以上、グラベルを2000km以上走り込み、パフォーマンスと信頼性は極めてポジティブなレベルに達したという。

このモデルは現在、FIAのラリー3車両として公認を申請中で、4月には承認が得られる見通しであることから、実戦デビューも春になると見られる。それに先立ち、2023年1月15日には、アンドラのパス・デ・ラ・カササーキットでアンベールが行われる予定だ。

ルノーは、アンベールの予告編となるクリオ・ラリー3の走行動画を公開している。



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