ワイドボディバージョンの新型WRX STIラリーマシンを発表したスバル・ラリーチームUSAが2月27〜28日に開催された米国国内選手権ラリーアメリカ(RANC)の第2戦、100エーカー・ウッドで実戦投入。デビッド・ヒギンズがアイスと雪のラリーを制し、今季2勝目を決めた。
28日はラリーの進行が大幅に遅れるほどの嵐に見舞われ、メディカルチームが緊急時に駆けつけることができない恐れがあるために最後の3SSはキャンセルとなった。
「今までドライブしてきた中で、一番過酷なコンディションだったよ」とヒギンスはポディウムでコメント。
「今回は氷や雪だけでなく、凍ったグラベル、氷の混ざったグラベルにも対処しなくてはならなかった。新型WRX STIは今回も完璧な走りをしてくれた」
「こんなコンディションは見た事がなかったから、レッキでは必死で滑りやすい場所をすべて書き留めていった」とコ・ドライバーのクレイグ・ドリュー。
「金曜日にリードを築いて土曜日はリラックスしていくという、計画通りに進んだ。今は、早くドライグラベルのラリーを走りたいよ!」
RANCは4月24−26日にオレゴンで第3戦を迎える。