WRC.com「2022年最も成長したドライバー」に勝田貴元がノミネート – RALLYPLUS.NET ラリープラス
現地速報がすぐわかる! バックナンバーが読み放題。ラリプラLINE限定コンテンツ配信中

WRC.com「2022年最も成長したドライバー」に勝田貴元がノミネート

©WRC PROMOTER

WRCの公式サイト、WRC.comが「2022年最も成長したドライバー」のオンライン投票をスタートした。6人のドライバーがノミネートされており、勝田貴元も選出されている。

勝田貴元

WRC PROMOTER

2022年にさらなる飛躍を遂げ、2023年にはトヨタ・ガズーレーシングのトップチームでシェア参戦ながらワークスドライバーを務めることにつながった。ラリー1勢のなかでも、1年を通して最も安定感を示し、全13戦中12戦でポイントをマーク。ドライバーズ選手権5位でシーズンを終えた。一年のハイライトとなったのは、サファリ・ラリーケニアでの2年連続ポディウムフィニッシュ。また、母国日本で12年ぶりに開催されたWRCラウンド、フォーラムエイト・ラリージャパンでもトヨタ勢最上位の3位でフィニッシュを果たした。

エミル・リンドホルム

WRC PROMOTER

2022年にWRC2にステップアップ。初年は成長のためのシーズンと捉えていたが、すぐにトップレベルのペースを発揮。初戦となったスウェーデンでは苦渋を味わったが、シーズン2勝、さらにポディウム3回をマークして、強敵アンドレアス・ミケルセンを退け、最終戦ジャパンでWRC2タイトル獲得を決めてみせた。

グレゴワール・ミュンステール

WRC PROMOTER

ルクセンブルグ期待の星は、今年ついにWRC2でブレイクを果たした。モンテカルロで5位に入った後、ほぼ地元と言えるベルギーのイープルラリーでも5位に入り、その速さが一過性のものではないことを証明した。ベルギーの前に大クラッシュを喫し、マシンをレンタルしての参戦だっただけに、このパフォーマンスは印象的なものとなった。最終戦ジャパンでは、最終日に見事な走りを見せ、ヘビーウエットのコンディションの中、1本のステージで1分以上のタイムアップを果たし、待望の初優勝を飾った。

カッレ・ロバンペラ

WRC PROMOTER

2021年に3勝をマークしていたロバンペラだったが、21歳という若さでありながら、2022年はそれを上まわる驚異的な成果を挙げ、歴史に名を残すことになった。2021年のクロアチアでは開幕ステージで豪快なクラッシュを喫したが、1年後にはその勉強をしっかり役立てた。この時のロバンペラは冷静さと安定感を見せただけでなく、完璧なほどアタックするタイミングを見極め、最終パワーステージでは2019年王者のオィット・タナックに競り勝ち、今季2勝目をマーク。最終的にシーズン6勝を挙げて、史上最年少でドライバーズタイトルを獲得した。

ロベルト・ビルベス

WRC PROMOTER

ジュニアWRCが4WDマシンでのワンメイクシリーズとなった2022年、国際舞台でブレイクを果たしたエストニアの新星。資金繰りに苦労しながらも、驚異的な奮闘で毎回スタートラインに立ったビルベスは、周辺からの支援に応え、ポディウムに4回上がった。うち1回はシリーズ最終戦となったアクロポリスでの優勝で、ここでタイトルを決めてみせた。さらに、シーズン半ばにはペースノートの言語を英語に変更したが、リザルトは向上している。

ファブリツィオ・ザルディバール

WRC PROMOTER

ジュニアWRCで2シーズン、WRC3で1シーズンを戦い、実績を残せないままだったが、WRC2へのステップアップがパラグアイの若手にとっての転機となったようだ。より高い競技レベルで戦う中で、ザルディバールは特にエストニアなどの高速グラベルラリーで、地元の経験豊富な選手たちの脅威となり、自身初のステージウインをマークするなど実力を見せつけた。チャレンジングなアクロポリスでのクラス5位にも満足していないザルディバールは、WRC2への参戦を続ける2023年、ポディウムも遠くない存在だ。

投票方法
WRC.comのオンライン投票ページから、支持するドライバーをクリックして選択した後、ページ末にある「Submit」をクリックすると投票が完了する。
https://www.wrc.com/en/news/2022/wrc/most-improved-driver-2022/



ラリプラメンバーズ2024募集中!!