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アンドレアス・ミケルセン、Mスポーツ・フォード入りの噂を否定

©WRC PROMOTER

2021年のWRC2チャンピオン、アンドレアス・ミケルセンは、2023年の参戦活動としてMスポーツ・フォードと契約するのではという憶測を退けた。

ミケルセンは2019年末まで、フォルクスワーゲン、ヒョンデでWRCのトップカテゴリーを戦ってきたが、その後はワークスシートを獲得できずにいる。このため、シュコダ・モータースポーツのサポートを受けるトクスポーツから、シュコダ・ファビア・ラリー2 Evoでの参戦に専念。2021年はWRC2とERCでダブルタイトル獲得を果たした。2022年は、2度のエンジントラブルに見舞われたことで苦戦を強いられ、僅差でWRC2タイトルの防衛を逃している。

一時はヒョンデのシェア参戦ドライバー契約目前という話も出ていたミケルセンだが、この数週間はWRCのトップカテゴリーに復帰するのではという噂が流れており、ある情報筋ではミケルセンが2023年にMスポーツ・フォードからフォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1をドライブするのではとしている。しかし、この件について問われたミケルセンはこれらの憶測を一蹴。それどころか、2023年もWRC2で戦う可能性が高いことを明かした。

「現状は、2023年に関しては何も決まったことはない」とミケルセンはWRC.comに語っている。
「ラリー1をドライブするのは不可能だと思う。自分はまたWRC2で走るか、少なくとも何戦かに出たい。でも、どのチームで走るかはまだ分からない」

Mスポーツ・フォードは、2023年のフル参戦ドライバーとしてふたりの名前を発表している。オィット・タナックは、トヨタ、ヒョンデのワークスドライバーを歴任して古巣に復帰。若手のピエール‐ルイ・ルーベは、セカンドカーでのフル参戦昇格が決まっている。



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