ラリー界のレジェンドで、チーム・アウディ・スポーツからダカール2023年大会に参戦しているカルロス・サインツ。序盤、総合首位と好発進を見せているが、この1年間にわたるアウディRS Q e-tron E2の開発が、自身4度目のダカール優勝に向けて後押しになると自信を見せる。
チーム・アウディ・スポーツは2022年大会でダカールデビューを果たしており、ステージウインもマーク。サインツはこの大会を12位でフィニッシュしている。
「このマシンでの経験はとても役に立ったので、自分たちの目標も変化している」と意欲を見せるサインツは、現在60歳。
「2022年は慎重なアプローチだったが、今はトップを狙いたいと思っている。最大のチャレンジは、ダカールという大会そのもの。毎日がサプライズだ」
2023年のダカールは、ルートの70%が変更となっており、2014年以来、最長の距離が設定されている。
(Graham Lister)