1月2日にスノーモービルの事故で急逝したケン・ブロックの訃報を受けて、ラリー関係者が相次いで追悼メッセージを発信している。
2022年はアメリカン・ラリー・アソシエーションをヒョンデi20クーペWRCで参戦していたブロック。
ヒョンデ・モータースポーツは公式SNSで「ケン・ブロックの訃報に深い悲しみに包まれている。ラリー、モータースポーツ、ドライビングに対する情熱を持ち、まさに先見の明と感動を与えてくれる人だった」とコメントを投稿。
We are deeply saddened by the death of Ken Block. He was a man whose passion for rallying, motorsport and driving was truly visionary and inspiring. pic.twitter.com/pbCjN6IxdL
— hmsgofficial (@HMSGOfficial) January 3, 2023
様々なWRカーでラリーに参戦し、フォード・フォーカスWRC、フィエスタWRCでWRCにも挑んでいたブロック。
Mスポーツは公式SNSで「ケン・ブロックが急逝したと聞きショックを受けている。彼のご家族とご友人に心よりお悔やみを申し上げる。ケンの仕事とスポーツへの情熱は、世界中の何億人もの人々の想像力をかきたてた。彼は、スポーツを再定義する創造的な原動力となった」とブロックの貢献を讚えるメッセージを寄せた。
We’re shocked to hear of Ken Block’s sudden passing and our immediate thoughts are with his family and friends Ken’s work and passion for the sport touched the imaginations of hundreds of millions around the world. He was a creative driving force that helped to redefine our sport pic.twitter.com/wVXRaagcyi
— M-Sport (@MSportLtd) January 3, 2023
スバル車でも数々の名走行を披露してきたブロック。スバル・モータースポーツUSAは、「スバルとスバル・モータースポーツUSA一同は、ケン・ブロックの悲劇的な逝去に心を痛めている。ケンは、豪快なスバルドライバーであり、チームメイトであり、友人であり、ラリーカーのステアリングを握る最も革新的で独自性のある人物だった。スバル・モータースポーツUSAのメンバーとして、トラビス・パストラーナの長年の友人でありライバルとして、ラリーというスポーツを新世代の米国民に紹介し、アメリカラリー選手権の知名度を世界的に高めることに貢献してくれた。2008年、ケンはスバル・インプレッサWRX STIで、ジムカーナ動画の先駆者となった。精密なドライビングスキル、徹底的なこだわり、スリリングな瞬間を演出する才能を兼ね備えた彼は、世界的なスターとなった。スバルは、知り合った2005年以来、ケンと一緒に仕事ができたことを誇りに思い、ケンがこの世に残してくれた思い出をかみしめたい。彼の死はラリー界に埋めようのない空白を残すことになるだろう。この辛い時期、ブロックのご遺族には心よりの哀悼の意を表する」と追悼メッセージを投稿。
さらに、「また会う時まで」というメッセージとともに、コリン・マクレー、トラビス・パストラーナとの3ショット画像も投稿した。