４月22〜24日の日程で開催された、ヨーロッパラリー選手権開幕戦のミッレミリア。アバルト、プジョー、フォード、シュコダといったS2000マシンの激戦区でもある。
プジョーイタリアのファクトリーチームから出場したパオロ・アンドレウッチ（写真上）が２番手のルカ・ロセッティ（アバルト／写真中）を44.6秒差で下し勝利を飾った。３位はレナト・トラバーリア（プジョー）。
アンドレウッチはSS2で総合トップに立つと、最終ステージのSS14までラリーリーダーの座を譲ることなくフィニッシュ。トラブルに見舞われることもなく、きわめて順調に勝利をものにした。アバルトのエース、ジャンドメニコ・バッソ（写真下）は途中パンクでタイムロスし５位。シュコダから出場したヤン・コペッキーは10位でラリーを終えている。
●ERC Rd.1 ミッレミリア総合順位
1位 パオロ・アンドレウッチ／プジョー207S2000（2:58’39″0）
2位 ルカ・ロゼッティ／アバルト・グランデプントS2000（+44″6）
3位 レナト・トラバーリア／プジョー207S2000（+1’43″5）
4位 エルウィス・チェントレ／プジョー207S2000（+3’29″7）
5位 ジャンドメニコ・バッソ／アバルト・グランデプントS2000（+3’46″5）
6位 アレッサンドロ・ペリコ／プジョー207S2000（+4’55″4）
