今週開催されるWRCラリーモンテカルロにシュコダ・ファビアRSラリー2で参戦するフランスのベテラン、フランソワ・デルクール。ラリー1マシンで参戦できる予算はあったものの、乗れるマシンを見つけることができなかったことを明かした。
1994年にWRCモンテカルロを制しているデルクールは、2023年のWRC開幕戦にフォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1で参戦する計画を立てて取り組んできたが、最終的にはトクスポーツがプリペアするシュコダ・ファビアRSラリー2をドライブすることになった。デルクールのWRCモンテ参戦は、これが23回目。
「素晴らしいプロジェクトで予算もまとまり、モチベーションは最高に高まっていたのだが、残念ながら使えるマシンがなかった」と語るデルクールは、現在60歳。
「でも、いいパフォーマンスを見せられるようにがんばるし、必要なことは必ずやるよ」
今回、デルクールのコ・ドライバーは、長年コンビを組むドミニク・サビノーニの夫人、サブリナ・デ・カステリが務める。デルクールはこのWRCモンテでは、WRC2部門とWRCマスターズ部門にノミネートしている。
(Graham Lister)