WRCモンテカルロ:ロバンペラ「1より69がカッコいいから」イベント前記者会見 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCモンテカルロ:ロバンペラ「1より69がカッコいいから」イベント前記者会見

©TOYOTA

WRCラリーモンテカルロ、シェイクダウン前日に行われたイベント前カンファレンスの内容(抜粋)。2022年に史上最年少でドライバーズタイトルを獲得し、22歳でタイトル防衛のシーズンを迎えるトヨタのカッレ・ロバンペラ。チャンピオンナンバーの「1」ではなく「69」をシーズン固定ナンバーに選んだ理由をシンプルに語った。

●WRCプレイベントカンファレンス出席者

FIA

セバスチャン・オジエ=SO(トヨタ・ガズーレーシングWRT)
カッレ・ロバンペラ=KR(トヨタ・ガズーレーシングWRT)
エサペッカ・ラッピ=EP(ヒョンデ・シェル・モビスWRT)
ティエリー・ヌービル=TN(ヒョンデ・シェル・モビスWRT)
ピエール‐ルイ・ルーベ=P-LL(Mスポーツ・フォードWRT)
オィット・タナック=OT(Mスポーツ・フォードWRT)

Q:カッレ、レッキはどうだったか
KR:Q:モンテはいつもビッグチャレンジ。ラクなラリーであることは絶対にないし、自分にとっては一番自信が持てるラリーでも、走りやすいラリーでもない。シーズンを滑り出すには特別なイベントだ。

Q:カーナンバーに「1」を選ぶ権利があったが、なぜ使わなかったのか
KR:選ぶのには悩まなかったよ。69の方が、1よりも見た感じが格段にいい。

Q:セブ、昨年はスポット参戦だったが、どんな感じだったか
SO:ずっとリラックスしていたように見えたと思うし、今回は楽しむチャンスを与えてもらったので、今はタイトルのプレッシャーもないから、さらにリラックスしている。このラリーはいつも過酷だが、自分はこれまでこのラリーでかなりいい結果を残している。ここをスタートする時に、どんなことが起こるのか確かに言えることなど何もない。コンディションはレッキからラリーの間に変わるのですごくエキサイティングになるし、もちろん、タイヤ戦略もほかのイベントと比べれば鍵になることもある。

TOYOTA

Q:何年か前、お父さんがあなたに電話をかけてきてタイヤチョイスを助言したことがあったが、今年は近くにいらっしゃるのか
SO:タイヤチョイスでもラリーで何かを選択する時も、父にアドバイスしてもらったことはないよ。確かに、楽観的すぎてアルプにスリック5本で行ったことがあるのは事実。これはトリッキーだ。今年はアルプがコースに入っていないが、それは自分の出身地だから言うのではない。ここのステージはOKだが、アルプやアルデシュは走りたかった。

Q:今季は各チームにひとりはトップドライバーがいる。コンペティティブな年になると思うか
SO:ファンのためにも、そうなってほしいね。どのチームにも勝つチャンスがあるのはいいことだし、確かにどのチームにもトップドライバーがいるので、どのチームが勝っても、シーズンを通して戦いが激しくなっても驚かないよ。そうなってほしいと思うが、自分のチームに勝ち抜けてもらいたいね。自分はチームやチームメイトをサポートするし、マニュファクチャラーズタイトルのためにトヨタをサポートする。でも、ラリーのために、面白い1年になることを期待しているよ。

Q:今年は何回、チームを助けることになる予定か
SO:チームのためにも選択肢は広げておく。臨機応変に行かなくてはならない。基本的な考え方としては、昨年のような感じ。

Q:オィット、Mスポーツに復帰したがプーマはどうか
OT:どうかな。最初の印象はそう悪くない。テストで走ったのは1日半なので、色々な道を走ったらもっとフィードバックが得られる。最初のラリーの前に予想するのは難しい。

Jaanus Ree / Red Bull Content Pool

Q:どんな年になりそうか
OT:予想するのは難しい。まずは自分たちのペースがどうなのかを知る必要がある。

Q:以前いた時から、Mスポーツは大きく変わったか
OT:それほど変わっていない。

Q:移籍の決め手は
OT:色々なことがあるが、もう過去のこと。今は先のことを見ている。

Q:エサペッカ、またチームウェアの色が新しくなったね。昔のものは取っておいてあるのか? 売ってしまうのか
EP:レーシングスーツは全部持っているけど、チームキットを保管するには家がもうひとつ必要だね! キットは保管していないが、売ってもいないよ。強い人がたくさんいて走りで記録を破れないから、ほかのことで記録を作らないと。だから、できる限りチームを変えているんだ!

Jaanus Ree / Red Bull Content Pool

Q:決断した理由は
EP:フル参戦だ。自分自身のことを考えれば、1年の半分とフル参戦、ふたつのオファーがあったら、選ぶのは簡単だ。昨年も言ったとおり、自分はプロフェッショナルとしての生活と家族との生活のバランスを取りたい。でも、自分はまだそれほど年を取っていないし、ハングリー精神や競争心もまだ持っている。ドライビングがしたいし、このチャンスを逃すことはできなかった。

Q:タイトルを目指すのか
EP:それは、あまり気にしていない。理論上は可能だが、今はあまりそのことは考えていない。オィットと同じような状況じゃないかな。自分の力量がどうなのか、今は判断できない。

Q:テストはどれくらい行ったか
EP:1日。昨年の分を入れなければね。
Q:昨年の分も入れて!
EP:プラスで数日かな。

Q:ティエリーは何年も同じ色のウェアだ。今年はあなたの年?
TN:その質問は何度も聞いた。まず、まだここにいられることがうれしいし、モチベーションはあるし、これから迎えるシーズンを楽しみにしている。今年が自分の年になるかは、どうかな。ベストを尽くすし、僕の年になるかどうかは、1年が終わってみないと分からないね。

Hyundai Motorsport GmbH

Q:モンテカルロを攻略できるか
TN:セブも言ったとおり、タフでチャレンジングなイベントであることは間違いない。コンディションがもっとドライなら、もっとラクになる。イベントの間に何度もサプライズが起こることもあるし、あっという間にその犠牲になってしまうので、集中力を維持してベストを尽くさなくてはならない。素晴らしい速さを見せなくてはならないし、ここでポディウムに乗ったこともあるが、辛い経験もある。この週末は接戦になるんじゃないかな。

Q:マシンはどんな感じか
TN:いい感じだ。昨年の終わりと同じような感じ。大きな変更はない。冬のブレイクは短く、チームもたくさんのプリペアがあって大変だ。エアロを少し変更したので、効果があるといいね。ほかのチームがどんなことをしたのかは知らないが、いつも最初の数戦はちょっとしたサプライズがある。誰かがアドバンテージを握れることもあるが、みんながイコールでいい戦いができる展開になってほしいね。

Q:ピエール、今年の目標は
P-LL:目標は去年と同じような感じで、ラリーが増える。モンテカルロなど、自分が知らないラリーに出ることが重要だ。グラベルではいい戦いができると思うが、オィットとチームメイトでフル参戦するのは、夢のような話なので、満喫しなくちゃね。

M-SPORT

Q:ほかのラリーと比べて、モンテカルロに向けての準備での違いは何か
P-LL:ノートに関しては、ほかのラリーとは違う。動画をたくさん観たが、天気がどうなるか分からないと、トリッキーだ。今はそれほど悪くないが、明日は雪が降るかもしれないしね。



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