ラリーカメラマン/ジャーナリストとして国内外のラリーを中心に取材活動を続けてきた清木博志氏が1月18日、療養中の病院で亡くなった。
1949年生まれの清木氏は、68年に『プレイドライブ』の前身となる『ドライブ旅行』に編集スタッフとして携わったのち、翌年に『プレイドライブ』の立ち上げメンバーとして参画。国内ラリーを中心に取材活動を行い、独立後はサファリラリーを中心にWRC、APRCなどの海外ラリーを精力的に取材。海外ラリーを取材する日本人カメラマンの草分け的存在として、国内外に名を馳せ様々な媒体に寄稿した。
晩年は、ふたたび国内ラリーに活躍の場を移し、クラシックラリーを中心に取材活動を行った。
2021年に病に倒れ入退院を繰り返し、一時は体調が戻りつつあったが、1月18日に入院先の病院で帰らぬ人となった。日本のみならず、世界のラリーを見つめてきた重鎮の突然の訃報に、各方面から悲しみの声があがった。享年73。清木氏のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。