WRCモンテカルロ:シェイクダウンはトヨタのセバスチャン・オジエがトップ。勝田貴元は2.9秒差の9番手 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
現地速報がすぐわかる! バックナンバーが読み放題。ラリプラLINE限定コンテンツ配信中

WRCモンテカルロ:シェイクダウンはトヨタのセバスチャン・オジエがトップ。勝田貴元は2.9秒差の9番手

©TOYOTA

2023年シーズンWRC開幕戦ラリーモンテカルロは、1月19日(木)にシェイクダウンを終え、トヨタのセバスチャン・オジエがトップタイムとなる1分44秒6をマーク。0.3秒差の2番手にチームメイトのカッレ・ロバンペラ、0.4秒差の3番手にはヒョンデのティエリー・ヌービルが続いた。4台目のトヨタGRヤリス・ラリー1をドライブした勝田貴元は、2.9秒差の9番手につけている。

2023年シーズンのWRCが、今年も伝統のラリーモンテカルロで幕を開けた。18日水曜日はモナコで恒例のシーズンキックオフイベントも開催され、マニュファクチャラーズ選手権に参戦する3チームのマシンとクルーが勢揃いした。今年で91回目を迎えたモンテカルロは、モナコを拠点とし、アルプ=マリティームとアルプ=ド=オート=プロバンスを中心とするコンパクトなルートを採用。2022年のイベントから、実に50%ものステージが刷新されている。

シェイクダウンは現地時間の木曜日午前9時1分から、サンパンクラス峠に置かれたシェイクダウンサービスを拠点に実施。2.91kmを走行する「サンタニエス/ペイユ」のンディションはドライとなった。シーズン最初の走行ということもあり、感触を確かめるように各クルーはじっくりと走行を繰り返した。

0.5秒差の4番手タイムはトヨタのエルフィン・エバンス、0.9秒差の5番手にヒョンデのダニ・ソルド。Mスポーツ・フォード最上位は1.1秒差の6番手に入ったピエール-ルイ・ルーベが入った。昨年まで所属していたヒョンデを離れ古巣Mスポーツに復帰したオィット・タナックは1.5秒差の7番手、フル参戦を求めてトヨタからヒョンデに移籍したエサペッカ・ラッピは2.4秒差の8番手に沈んでいる。

ラリーは19日木曜日の20時05分(日本時間20日午前4時05分)にSS1がスタート。モナコのカジノ前でのセレモニアルスタートに続き、15.12kmのSS1とラリー最長となる24.90kmのSS2の2本を夜間に走行する。

WRCモンテカルロ シェイクダウン暫定結果
1. S.オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)3/3 1:44.6
2. K.ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)3/3 1:44.9
3. T.ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1)3/3 1:45.0
4. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)3/3 1:45.1
5. D.ソルド(ヒョンデi20 Nラリー1)3/3 1:45.5
6. P-L.ルーベ(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1)3/3 1:45.7
7. O.タナック(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1)3/3 1:46.1
8. E.ラッピ(ヒョンデi20 Nラリー1)3/3 1:47.0
9. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)2/3 1:47.4
10. J.セルデリディス(ヒョンデi20 Nラリー1) 3/3 1:57.1
※各ドライバー名の後ろの数字は【ベストタイムをマークしたセッション/走行回数】



RALLY CARS